毎コーナーが本気で全力のセブン。
セブンの慣らし運転中。
今までの車とは全く違うセブン。
カートとかゴーカートとかそんなので公道やワインディングを走っているような気分だ。これは病みつきになる人の気持ちもわかるし、そのクオリティの低さに絶対に無理だという人の気持ちもまた、よくわかる。
破滅的にクオリティの低いセブン
製作側に問題があるガソリンの給油キャップ不良を始め、車両のクオリティに関する問題は今まで所有した全乗り物の中でブッチギリの一位を誇る。
しかも僅差で一位ではなく、二位に思いっきり差をつけての一位だ、
古いランボルギーニも相当なものだが、あの車に起こる一年間のトラブルが僅か二週間で同量起こっている。新車なのに。
本当に酷いが、この酷さを乗り手が受け入れられるかがこの車とのお付き合いの最初のハードルになるだろう。
ところで今は1000kmの目標を目指して慣らし運転をしている。
冬であちこち積雪があるため遠出して距離を稼げないのが残念だ。自分の納車の統計を見ると大抵冬に納車されている事が多い。
それでも、前日に各地のライブカメラを良く見て研究し、走って楽しそうかつ積雪が無さそうな道を選んで出かける事にしている。
下りのコーナーは毎回命がけ
エンジンが小さいので0-100km/h加速は6.9秒と遅いが、0-80km/hまでの加速だったらかなりいい線行きそうな気がするセブン170S。
いい線行きそうなするというのはスピードメーターが正確な速度を示さないのでよくわからんのだ。
それで不足なく加速していくと気持ちよい走り。
ただ、問題はこの後。
停まれない、、、。
ブレーキがノンサーボのため自分の脚力のみがモノを言う。
現代の車で同じことをしたらジャックナイフしそうなほど強烈にブレーキを踏んでやっと。その間に固いギアを操作してシフトダウン。重ステを操舵して向きを変える。
勢いよく下って行くと毎回のコーナーがガードレールを突き破って崖下に転落するか、ギリギリ曲がれるかの瀬戸際。
多少大げさにいっているところはあるにしても、初めて乗るとホント怖い。
それにしても人馬一体感は突出してる。
これは馬じゃなくて棺桶だから人棺一体か。
ハンドルの遊びゼロ。ごく僅かな角度にも直ちに反応しUFOのように曲がる。
峠道では前の車が負けじと加速してコーナーでフルブレーキングして横転しそうなほどロールしながら曲がっても、セブンならノーブレーキで曲がる事ができる。もしくは崖から落ちる。いずれかだ。
二座ではあるものの狭すぎる助手席の事を考えると実質1人乗り。
助手席は荷物置き。一応後席に荷室があるけれど雨が降った時の幌だったりドアを入れるともうほとんど何も入らない。
そして開け閉めが面倒。
ダメなところが凄くたくさんあるのだが、買ったばかり補正もあり現在このセブンが一番気に入っている。バイクみたいな走りって言うのを聞いて、バイク乗り的には確かに少しわかると思いつつも言いたいのは
バイクはこんなにクオリティ低くない。