年末年始とくさい車。
年末年始はどこへ行っても正気の沙汰ではない無保険自動車が大量に走っているので、なるべく彼らが出そうなところには近づかず、不人気な山道ルートを探して走り回っていた。ホントはバイクに乗りたいけれど、手が痛いのと雪で乗れないのでくさい車で徘徊している。
くさみが取れて来たくさいのくるま
先日、久しぶりにくさいのくるまに乗った娘が一言。
『くしゃくない。』
そう。
完全に無臭化したわけではないものの、乗った瞬間くっさ!!と言って後ろに倒れるリアクションを取るほどの臭みは無くなったのは事実。
色々考えられるが日々の防臭&脱臭作戦が奏功した可能性が高い。
多分体感的に効いたのはこの辺り。
①熱いタオルでくさいプラスチックパーツ&シートをゴシゴシと拭いた。イタリア車のベトベトを除去するように。
②ファブリックシートや荷室の部分には高温で拭き上げた後、500円のファブリーズをたくさんかけた。一番無臭化&除菌するやつ。
③駐車中基本窓は開けっぱなし。
車内に臭み成分が残らないように常に外に逃げるようにした。
天気の良い日はバックドアも全開にして置いた。
これをし続けて1カ月ほど経つと、なんとくさいの車と命名されるほど臭かったZがほとんど臭く無くなった。
体感的に新車時から90%位は脱臭化に成功している。
こうしてくさいのくるまという不名誉な名前から卒業し、あまり臭く無くなったくさいのくるまになった。
娘はお絵描きと室内サッカーに夢中
3歳の娘が今一番楽しい事はお絵描きと室内サッカーだ。
サッカーと言ってもルールがわかるわけではないので、サッカーごっこだがボールを蹴って遊ぶのが楽しいようで毎日遊んでいる。
外へ誘っても室内でサッカーをしたいらしい。
ここは謎のこだわり。
妻に娘を任せて自分はくさいの車でドライブに出かけた。
スポーツリセッティングしてパワーは明らかに上がった。エンストしにくくなったし、低回転域もアクセルに俊敏に反応するようになった。
なんかこう、アクセルペダルの遊びが無くなったような感じだ。
全体的にパワーが出るところが手前に来た。
確か6500rpmが限界だったと思うけれど、高回転になるとタービンの回る音が激しくなっていき、最後の1000rpmは壊れた換気扇の如く激しい音を室内中に轟かせる。
音もすさまじいが、その際の全開に過給機が作動している時の加速感たるや声がでるほど。
こんなとぼけた顔してるのに速いなお前!!
購入したディーラーで他にZを購入した人はみな、その純正のパワー感に驚き自分にはハイパワーすぎると満足しているという。同店ではECUチューンしたのは自分だけだそうだ。
自分が凄いとかそういうショボい話じゃなくて、ほんとねこの値段とこの見た目からは想像できない加速するのよ。自分も価格も価格だし、日本車だし、まぁこんなもんじゃない?と偉そうにコメントしようと思って乗ってみたら想像の倍以上速かった。
1人でガンガン走りを楽しみたい人にも十分なパワーがあるしツーリング適正も高い。荷物も乗るし素晴らしい車なのでこれは興味ある人はぜひ手に入れて欲しいと思う。