周りのお金持ちも喧嘩をしていません。
”金持ち喧嘩せず”
こんな言葉を聞いた事があるだろうか。言葉の通りお金持ちは喧嘩をしないというそのものずばりの意味だが、これの真意について実際に関わりのあるお金持ちから考察する。
お金持ちが喧嘩をしない理由
年末年始は楽しい時間を過ごせただろうか。
自分は妻に娘を見ていてもらいバイクを出して久しぶりに遊ぶことが出来た。
こんな極寒の時期に、、、と思うだろうが、現代の文明の利器を使えばなんてことない。全然寒くないので真夏よりも快適だ。
バイクはどちらかというと熱さに弱い。
ライダーをポカポカに暖める事は出来ても、エアコンをガンガン使ったように冷やすことが出来ないからだ。
そんな中、年末年始に何人かのお金持ちのちょっとしたトラブルの話も聞いたのだけど、みな共通して穏やかに解決している。
人によってはカチンときて声を荒げてしまいそうな事でもだ。
それを見て自分なりのお金持ちが喧嘩をしない理由を3つ考えた。
1 無駄な労力は使わない
100円寿司に行って”オイ!!豚汁の具が少ない!!店長を呼べ!!”
と声を荒げる惨めな老人と違い、お金持ちの多くは頭が良い人が多い。物事を論理的に考えることが出来る。
結局のところ、頭で理解して相手に上手く説明できないから感情的になり、声を荒げる人が多いんだ。
声を荒げる事が多い人、すぐにキレる人、こんな人は過去に見てきた経験上頭が悪い人が多い。
一方通行を逆走してきた相手が正しい通行をしている人に対して
『下がれコラァ!おめぇホラぁ!オラーーーーーーー!!』
と叫んでいるのはまさに
頭で理解して相手に上手く説明できないから感情的になり、声を荒げる人が多い
の典型だ。そして頭も悪いだろう。
貧乏人はこうだ。
①自分の許容量をあっという間に超えてしまい『おめぇコラー!!』となる。
②1日経って冷静になって考えたら自分が悪かったと謝り、本来の要求を伝える。
もう大抵これ。
間違いない。
お金持ちの多くは頭が良い人が多いし、無駄な事を嫌うので①を省いてすぐに②の行動に移ることが出来る。
感情的になった方が負けなんだ。
2 心に余裕がある
心に余裕があるので些細な事で感情が揺れ動かない。
お金持ちの多くは大きなビジネスを動かしている人がほとんど。そんな人達は常日頃から心臓に毛が生えていなければ出来ないような決断を迫られている。
普段から心を鍛えられている上に、経済的にもカツカツでない人がほとんど。
だから沸点が相当高い。
心に余裕があるんだ。些細な事でいちいち感情的にならない。
3 相手に興味がない
無駄な労力は割かない事に繋がるが、そもそも相手に興味が無い。
約束を破ったら、ウソをついたら、期待にこたえなかったら、、、。
口うるさい上司のように何時間も叱責する訳ではない。
穏やかにそのまま関わりが消滅するだけだ。
叱るのは相手に期待しているからだ。
相手に期待していないお金持ちはその一瞬で相手に『その程度の人』という判を押して関係はおしまい。
相手にやりかえしてやろうとか、後悔させてやるなんて感情も持たない人が多い。
相手に興味が無い。
興味がないのでその後話題にのぼる事も無い。
まとめ
お金持ちは喧嘩をしない。表面上にはいい人で穏やかな人が圧倒的に多い。
しかし、内側には破壊力抜群な爪を隠している人がほとんどだ。
彼らは優しくていわゆる”いい人”がとても多いが、だからと勘違いして図々しく接し過ぎると強烈なカウンターパンチを喰らう。
能ある鷹は爪を隠す
弱い犬ほどよく吠える
ことわざにもある通り、昔も今も何も変わってないみたいだ。