のぶろぐ13。

毎日が夏休みの人生。

VFR800Fでミニツーリング。

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手の内感があるパワー。

 

ホンダのバイク作りの優等生ぶりは群を抜いている。

今までバイクも輸入車が好きで乗ってきたが、それらはどこか必ず我慢しなければならない要素があった。ホンダのバイクにはそれが無い。全てが丁度良く痒いところに手が届く。まさに優等生。このVFR800FはハイパワーSSに比べてパワーに手の内感があり全体的に優しい味付けだ。

 

 

 

独特のエンジンサウンドに満足感

バイクをガレージ奥から引き出してきてエンジンをかける。

いや、エンジンをかけようとバイクを押している最中に郵便配達の女性が来た。話しかけてきて

『すみません、ここにサイン頂けますか?』

今手を離したら倒れる。

 

過去に400ccのバイクに乗っていたので懐かしい!と話をしてくれた。

女性ライダーも増えているものの、バイクは男性の趣味というイメージが強いため女性が乗っていると聞くとカッコイイと思う。

 

男性でも重くてヒイヒイ言ってしまうようなバイクをテクニックで乗りこなしていれば最高にモテるよね、おっさんに。

 

イタリア車はスタートボタンを押してもクランキングが長すぎて、、、長すぎて、、、結果かからないという事も多いけれどそこはホンダ製。スタートボタンを押して0.5秒後にはエンジンが始動。ポンコツイタリア車の癖でセルを回しすぎてしまうほどだ。

 

ハーレーのようなドコドコ感がある他ではあまり聞くことが出来ない特徴的なエンジンサウンドのV4エンジン。一発一発がカタマリ感がある鼓動を轟かせながらエンジンがかかる。

自分はサウンドマニアなのでこの時点で嬉しくなる。

 

四輪換算で428馬力相当のエンジンはハイパワーバイク業界ではむしろ少ない方。

他のバイクがあまりに速過ぎるためこの位だと日常的に使いやすい(ストレートに言うと遅い)エンジンという人もいるほど。

800ccのエンジンだが発進時の気難しさは全くなく、クラッチを繋ぐだけでスルスルと前に動き出す。すごく運転しやすい。

 

先日購入したタンクバッグも鉄製タンクに張り付き使い勝手抜群。

磁石なので外して付け替えるだけ。

 

www.nob13.net

 

12月で今年は雪が多い。

雪や凍結が無さそうなエリアに向かってバイクを走らせる。f:id:Nob13:20221230083540j:image

低回転のエンジンの鼓動感がたまらない

スポーツバイクは元来高回転が楽しいものだが、このVFR800FのVツインエンジンは低回転の鼓動感が凄い。

街中では2速や3速にして走るのではなく、敢えて低回転になりパワーバンドも外れる5速や6速で走る。アクセルを回すとまるでハーレーのようにハンドルやミラーが激しく上下に揺れる。

ドゴゴゴゴゴ!

こんなサウンドと共に後方確認が不可能なほどミラーを激しく上下に揺らしてゆったり加速していく。一瞬ハーレーのエンジンが使われたスポーツバイクのビューエルを思い出した。これが高回転に近づくにつれ振動は収束。

ドゴゴゴ→ギュイーンに変わる。

 

S1000RRはSSの中ではツーリング向きとは言えやはり一般道をゆっくり走るのは辛い。楽しくない。1速で140km/hまで出るエンジンは前走車が遅いとイライラする。

VFR800Fは前走車が遅くて楽しい事は無いけれど、苦痛はほとんどない。上体が起きていて楽だしエンジンも気難しいところが無し。

 

今は塩カルを嫌って高速に乗らないけれど、春になったら高速道路を使って大きめウィンドシールドの防風性能も試してみたい。f:id:Nob13:20221230083537j:image