不人気と言われると余計に気になる性分。
時計もバイクも車も、有名なモデルではないとかマイナーモデルだなんて言われると俄然所有欲が湧いてくる性分。VFR800Fは製造コストのかかるエンジン、片持ちスイングアーム等こだわって作ったのが仇?となり、同じ800ccクラスでは随分と高い車両価格になってしまった。そのため完璧なマイナーモデルとして地位を確立している。
そんな乗り物が大好きなのでせっせと慣らし運転を進める日々。
冬のツーリングも楽しめる
S1000RRにはグリップヒーターがついておらず後付けすることが可能だ。
ディーラーに確認したところ温度は2段階位しか調節出来ないのに8万円位見ておいてもらえれば、と言われてしり込みしている。
社外品で良ければそれの1/8位の価格でもあるし、でも見た目が悪くなるのは嫌だし、そもそも冬にはほとんど乗らないし。
年に2~3回冬の時期に乗るためにその出費は大きすぎるので見送り続けて現在に至る。
その後電熱グローブを購入したので問題は解決した。
ところでホンダのVFR800Fには標準で5段階に温度設定可能なグリップヒーターがついている。手先足先が冷えてくるとてき面に寒さを感じてくるので、手が暖かいのはすごく助かるんだ。
それで、これが効果抜群!!
最大温度の5に設定すると熱いくらいだ。
ブ厚いグローブをしていてもしっかり温まる。
そして冬用のジャケットを装着し、インナーには電熱ベストを使用していれば寒いどころか激アツな夏よりよほど快適だ。
気をつけるのは路面の凍結&雪。
流石にこればかりはどうしようもないので、問題無さそうな道を選んで走る。
最新のバイクであれば
・レインモード
・ツーリングモード
・スポーツモード
・レースモード
などと走行モードを選択してパワーの出方を調節して快適に乗れる。
VFRにはそんな便利なものは無い。
低回転ではハーレーのような振動が楽しめるドコドコ感。高回転になると振動が収束してレーシーなサウンドと気が引き締まる加速感に。
それぞれの道で最適なギアと回転数を維持して走ってあげるのみだ。
エンジンに気難しいところが全くないので運転していて楽。余裕があるので周りの景色も良く見えて面白い。
前期モデルは発進に気を遣わないとすぐにエンストすると聞いたけれど、最終モデルのVFRは全然そんな事ない。マイナーチェンジで改善されているのか、半クラにするだけでスルスルと前に進む。
形が似ているS1000RRとの比較が多くなってしまうが、S1000RRは自分の場合『飛ばせる道のみ』が楽しい。
つまらない上に手首と背中が痛くなるだけだ。
VFRは守備範囲が広い。
前傾姿勢も緩いので手首の負担も大きくない。上体も起きているので初めて来た場所も周りが良く見えるため安心感が高い。
お陰で初めての街中で安心して迷う事が出来る。
さて謎の田舎道に迷い込み小休憩。
走行距離に目をやるとトータルで200km達成!
あと300km走って500kmの慣らし運転を終えたら高回転まで使って、VTECのパワーを堪能してみようと思う。
さて、どうやって帰るか、、、。