同じバイク2台。
雪原ツーリングに行った際に一緒に出掛けた友人はハーレーだったが、後方でV4エンジンサウンドを浴び続けすっかり洗脳されてしまったようだ。高性能高品質デザインイマイチのホンダの全てを兼ね備えたVFR2台でのんびりツーリング行って来た。
スポーツバイクデビューの友人
ハーレーは一部のスポーツモデルを除いて完全に直線番長タイプのバイクだ。よって傾けてコーナーを曲がる等の快楽度はスポーツバイクに比べてやや薄い。
よく言えば四輪的だ。
あまりテクニック云々は関係なく、一般道や高速道路を淡々と距離を重ねて走行する姿が似合うのがハーレーの特徴だ。
購入してすぐに楽しめる。
これがスポーツバイクになると上手に走らせるには技術が必要。
スキーやスノーボードのようなスポーツに近く自分が1000cc、上手な人が250ccのバイクで競争してもまるで上手な人に付いていけない事態が起こる。
別に競争する訳ではないけれどその位ライダーのスキルが反映するバイクなので、楽しみ方はハーレーと全く違う。
上手に走らせるには加速減速コーナリングの全ての技術が必要。
ハーレーはアクセルを回すのみ。
コーナーが迫ってきても曲がれないのでそのまままっすぐ進むのみだ。
どちらも乗ったからわかる。
スポーツバイクデビューの友人は今までのバイクと全く違う乗車フィーリングに感動しつつも戸惑い、乗れない日はイメージトレーニングして今日を迎えたのだとか。
待ち合わせ場所で待つ。
今日は2~3時間だけ時間を作ってワインディングを中心に走るコースだ。
喉が渇いたので途中でラーメンを飲む。
混雑回避のため開店直後に入れるよう余裕をもって到着。
ラーメン屋のテーブルから見えるVFR2台。
窓が汚い。
2人とも喉の渇きを解消したところでいつものツーリングコースへ。
インカムで『このコーナーはここで2速に落とすといいよ』なんて話をしながら。
過去所有のハーレー883とは比べ物にならない快速っぷりに終始ご機嫌な友人。
よかったねー!
道の駅到着。
改めてみるとこれは同じバイクだ!後ろに積んでいるバッグの大きさで判別するしかない。後は後輪タイヤの減り具合。
通常自分が走っている姿は見られないが前を走ってもらえれば同じバイクが目の前を走るので楽しい。友人も高速道路での快適性を上げたいのでスクリーンを高さのある物に変えたいと話していた。
高速道路を多用する人はスクリーンは大きい方が楽かもね。
道の駅内に訳アリりんご詰め放題発見。
友人とキレイなリンゴを見つけて袋に詰めた。
途中で何組かのお客さんに
『一袋にどの位入りますか?!』
と質問される。
欲レベルが一般的な欲レベルか強欲レベルかで変わるけれど、貰える袋では7個入った。レジで袋だけ先に購入。後はご自由にどうぞだったので、手で持ってないと零れ落ちるほど積んでも何も言われなそうな緩さだった。
詰める。
傷モノだったり虫食いだったり、見た感じ何も問題なさそうだったり。
7個!
これで300円。ほとんど訳なしリンゴと差が無い位キレイなりんごを選んだので満足感高し。
リンゴをバイクのバッグに積んで帰路につく。
午前中から昼にかけてこれだけ楽しめれば十分満足できる休日バイクライフ。
3月になって暖かい日も増えてきたのでこれからが楽しみ。