東京の高級寿司店と海の近くの回転寿司。
お寿司の色々。
東京は特になんでも天文学的に高い物が揃うが、高級すし店などはまさにその筆頭で一貫5000円なんてネタは珍しくはない。ところで海の近くの回転寿司などでは同じネタを500円で食べる事ができる。
両者に体感できる10倍の価格差はあるのかという話。
東京の5,000円寿司と海の近くの500円の寿司の違い
まず回りくどく説明する前に自分の経験から結論を述べる事にする。
東京の5,000円の寿司と海の近くの500円の寿司には10倍の金額差があるが、味にもそれだけの金額差があるかと問われたら自分ならこう答える。
無い。
両方経験した上で思うが、両者に価格差なりの味の違いは無いと断言できる。
モノにはある程度上限があり、それを超えるとその上からの差は小さな差になっていき、同時に個人の好みによるところも大きくなる。
アウディのA8、BMWの7シリーズ、ベンツのSクラスどれが一番優れているか。
Q5とX3とGLCはどれが一番優れているか。
ウラカンとR8ではどっちが上か。
車で言う所のそんな話に通じる。
強いて言えば接客やお店の立地、粉茶か急須で淹れたお茶か、使われている食器類の価格、後は満員で狭いスペースに押し込められない贅沢なスペースの確保、静けさの確保、専任担当がつく優越感など寿司ネタ以外のところにお金がかかっていると言える。
満席だと騒々しいし握りもバイトが握っているので雑。店によっては予約も出来ない。座席も狭く汚く臭い。
しかし獲り立ての新鮮そのものが楽しめる最高峰の海の幸。
これが海沿いの回転寿司屋。
東京に限らず予約しないと入れないお店は贅沢な店構えで、着物を着たスタッフさんに受け入れられてリッチな気分。お客さんの数に対してスタッフの数も多めで気配りが行き届いてる。
そして握りも一貫一貫丁寧に握ってくれキレイに整えて目の前に置いてくれる。
贅沢な気持ちになれるが寿司の味自体は両者大差ない。
何なら海の近くの回転寿司の方が美味しい。
少なくとも自分が経験した限りだとそんな印象。人によって違うと思うが。
もっと高級寿司店ばかりを食べ歩いている人に言わせれば違うのかもしれないが、今のところ値段ほどの差は感じたことが無い。
両者の使い分け
海の近くにある回転寿司は旅のついでに気軽に寄るには最高だ。
金額も良心的だしメニューも豊富。子連れには断然こっち。
高級寿司店は誕生日や記念日、特別な日の食事にぴったり。
後は接待にもピッタリ。
接待される側の心情としてやはり、高価なお店に招待してもらった方が気持ちが上がる。
今度マクドナルド奢りますからなんとか、、、と言われて、心が動く人ばかりではない。
時々オシャレして高級店に行くのも背筋が伸びて猫背防止にもなるが、バイクツーリングでヘルメットで髪が潰れて着替えも無いのにドレスコードがある店ばかりではたまらん。
使い分けだね。
私は圧倒的に回転寿司派。