言葉の力、行動の力。
ブログなどをやって長年発信をし続けていると時々謎のコメントや意見が届く。
そして素晴らしい励ましのコメントも届く。
また足を引っ張る目的の発言も届く。
総合するとどんな言葉を使っているかでその人がどんな人生を歩んでいるのか、凡そ想像がつくという話。
伸びしろの踏み絵
フェラーリはいらない。
これは世の中で大変多くの上手くいってない層が好む言葉だ。
解説するといらないと言うのは『いる』という選択肢が取れる人が使う言葉であり、いらないと言うことはいるという選択肢も取れるという事でもある。
では何と言えばいいのか。
それは買えないだ。
めんどくさ!お前みたいなバカの言葉遊びに付き合ってられるかよ、と思う人も大勢いるだろう。全然かまわん。
しかし実際問題、周りにいる多くの本当に買える経営者や富裕層の多くはこの言葉をほぼ間違いなく使い分けており、みんな理解している。
A F430いいよねぇ!
B ホントにいいよ。
A 458もいいけどねぇ。
B 812は?
A 812まで行っちゃうと俺にはもう買えないよ~。
こんな会話は日常的に聞く。
そしてフェラーリはいらない、と言うのは実際には高くて手も足も出ない人が大半だ。
先日、知人のヤンチャな経営者さんと車の話をして盛り上がった。
SUVが大好きでG63、ディフェンダー、GLS、他国産車5台位持っていて日替わりで乗って楽しんでいるが、スーパーカー買うならどれかと話になり
『フェラーリ買うならピスタ一択。でも要らないけどね。買えるけど。』
とドヤ顔で言って爆笑になった。
最後に買えるけど、というワードを持って来る辺り、多分そんなに勉強が好きそうなタイプではないけれど、自然に出てくるところがやはり富裕層たる所以だろう。
見た感じ、持ってるものや立ち振る舞いからしても買えるだろうことは想像できる。
反対にフェラーリはいらない。
ランボはいらない。
タワマンはいらない。
別荘はいらない。
高級時計はいらない。
ブランドバッグはいらない。
外車はいらない。
あれ、言ってる人達はみんな買えなそうな人ばかりだぞって事が多々。
じゃあ何が欲しいの?
有給。
ガックシ、、、。そうだよね。
でも、フェラーリは要らない。軽で充分、走りもいいし。
こういう事ってめちゃくちゃ多いし何100回とこのやり取りを見ているので、高級品はいらない、、、のワードが出てきたらもうそれが起爆スイッチ。
深層心理
今度エベレスト登ってみなよ、気持ちいいよ。
登山家の知り合いに言われてなんて答える?
そんなところ登れるか!!無理に決まってるだろ。朝のゴミ捨てでヒィヒィ言ってるのに。
ほー、エベレストに俺は登らないとは言わないんだ。
今度100メートルを9秒台で走ってみなよ!気持ちいいよ!
そんなに速く走れるかよ!無理に決まってんだろ!!
ほー、俺は100メートルは9秒台では走らないとは言わないんだ。
今度フェラーリ買ってみなよ。実際想像でモノをしゃべるのと経験してみるとは全然違うぜ!
フェラーリは要らない。
なんでそこだけ要らないになるの?!
なんでなんで?
よっぽど悔しいんだね、どんまい!!
買えないだなんて、悔しいから口が裂けても言えないよね!
そりゃそうだ。
昨日も新車のフェラーリか中古の軽バンどちらを買うか迷ってるって話してたもんね。
出会い系サイトで出会って昨日マクドナルドでお茶した女の子は友達だから、全部教えてくれたよ。
と、こういう風になってしまうので買えないモノは買えないと言った方が潔いしよっぽど好感が持たれます。
少なくとも、本当に買える人の前では。
その人の発する言葉で大体の生活レベルはわかります。