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16万5000km走ったフェラーリ812現る。

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スーパースポーツの過走行。

 

実際には走りに問題なくても多くの人が”これだけ走ったからもうそろそろ乗り換えも、、、”と考え始めるのが走行距離10万kmだ。気の短い人は2000km位だろうが。

今回登場する812スーパーファストの走行距離は16万5000km。

大半の人が走行距離を気にして乗れないスーパースポーツを、まさに足同然に使うとはなんという離れ業。どんな話なのか少し覗いてみよう。

 

 

 

オーナーは高級車ディーラー経営

スーパーカーに限らず一台の車を長く乗り継ごうと思ったら膨大なメンテナンス費用が必要となる。これがフェラーリとなれば想像絶する金額になるのは言うまでも無い。

それにしても最近のスーパースポーツは性能の高さだけでなく耐久性も素晴らしく、各地でスーパーカーやスポーツカーの過走行記録を聞くようになった。

 

ガレージの中でピカピカに磨かれて鎮座しているフェラーリも素晴らしい。(むしろこちらが世の中的にはスタンダード)

しかしメーカーの威信をかけて作り上げられたスーパーカーを足同然に使い、年間3万km以上走行するなんて凄すぎる。

 

話の中身を覗いてみよう。

 

多くの夢のクルマを売買するディーラーを経営する、ティース ティマーマンは、オランダで高級車を扱っている。スポーツカーは彼の日常業務の一部である。ティースもプライベートでスポーツカーを運転するのは当然だ。現在、「フェラーリ812スーパーファスト」を所有しており、先日、YouTubeチャンネル「AutoTopNL」のマックスが動画のために借用したそうだ。

 

フェラーリ812スーパーファストの走行距離は165,080キロメートル

「812スーパーファスト」の走行距離は、ビデオ撮影の時点で165,080km。セールスマンのステーションワゴンや長距離用ディーゼル車ならともかく、スポーツカー、特にフェラーリでこの走行距離は驚異的だ。

 

多くのフェラーリがそのカーライフの大半をガレージで過ごすのに対し、この「812スーパーファスト」は毎日運転されている。その走りをさらに華やかにしているのは、「812スーパーファスト」が発売されてまだ日が浅いという事実だ。「F12ベルリネッタ」の後継車は2017年に発表され、2018年モデルとして年末に市場に登場した。ティースの赤い愛車が最初の「812」の1台だとしても、このクルマはデビューして5年しか経っていないのだ。だから年間3万km以上走ったことになる。普通の人では実現できない走行距離だ。

フェラーリ減価償却は?どうやら、そんなことはどうでもいいようだ。ティースにとって重要なのは、明らかにドライビングプレジャーだけだからだ。その姿勢は、多くのスポーツカーオーナーに勇気を与えるはずだ。

 

さらに、適切なメンテナンスを前提に、極めて高い走行距離を記録しても、6.5リッター自然吸気V12エンジンのパワーに悪影響がないことは明らかだ。

 

ビデオでは、高速道路の空き区間で、「812スーパーファスト」の最高速度351km/hを難なく達成し、100-200km/hの中間加速タイムも、新車状態の「812スーパーファスト」と実質的に同じものである。少なくともこの「812スーパーファスト」の場合は、経年変化や走行距離の多さでフェラーリが信頼性を失うという神話を否定することにもなる。

 

結局、価値の損失「だけ」が残る。

ドイツでの「812スーパーファスト」の旧車価格は30万ユーロ(約4,350万円)弱。中古車取引所を調べてみると、現在最も安いフェラーリ「812スーパーファスト」は272,000ユーロ(約3,950万円)から販売されている。

 

フランスでは62,500kmのシルバーの個体が提供されている(ドイツでは33万ユーロ以下の812は宣伝されていない)。ティースの「812」は、それよりも10万km以上走行している。しかし、ノビテックのエキゾーストシステムのおかげで、例外なく楽しむことができるのだ。

 

AutoBild Japan

【面白ネタ】このフェラーリ812スーパーファストの走行距離は16万5千km超! 価値の喪失?いや何よりも大切なのはドライビングプレジャーだ!

Photo ferrari.com

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スーパーカーとリセールの関係

最近でこそ様々な影響で中古車相場が高騰しているが、それまでは一般的なアシ車が新車価格を超えて取引されるなど稀。

スーパーカーや一部の限定車に限った話だった。

スーパーカーの取引価格は依然高いままで、欲しい物は一日も早く手に入れないと手に入れられなくなってしまうものが増えている。

 

大排気量多気筒エンジンの生産終了が次々にアナウンスされ、現在出回っている該当の個体は将来手が届かない車両価格になっていく可能性が高そうだ。

 

ただしこれには条件があり、その一つに”走行距離が少ないもの”という前提が付くものがほとんど。

どんなに憧れの車でも過走行車を嫌う人は一定数いるので。

 

多くのスーパーカーオーナーは好き好んで距離を伸ばそうとする人は多くなく、ましてアシ車同然に使う人は少数派だ。

車両価格だって高いので大切に扱う人が多い。

 

だからこそ年間3万km超の距離を走るなど簡単にできる事ではない。

フェラーリでなくても年間3万km走る事は大変だ。

少なくとも自分には絶対無理。

 

過走行により価値が落ちる事を気にせずフェラーリを日常の足車として使うなんて最高の憧れだ。移動中は12気筒エンジンの咆哮が常時BGM。

本当にカッコいい使い方だと思うし車も喜んでいるはず!

多分。

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