CB1300SBで行く長野県上田市にある刀屋ツーリング。
バイク乗りのベストシーズンはとても短い。
本来は春と秋が一番のベストシーズンになるのだが最近は2シーズン制で、夏と冬しかない。
山には雪が残る長野県だが、CB1300SBで長野県上田市にあるそばの有名店刀屋を目指した。
何で出かけるか知恵熱出るほど迷う前日
高速使うならゴールドウイング。
超距離走るならゴールドウイング。
でも、ワインディングを走る下道重視のツーリングならボルドール。
行きは良くても帰りは面倒くさくなって高速で帰ってくることになるかもしれん。
そうするとゴールドウイングで行った方が総合的に楽しめるが、ワインディングを軽快に走るならボルドールが良い。
そうだ、ワインディングを走ろう。
ボルドールにしよう。
いや、待てよ。
長野県を甘く見ない方がいい。まだ残雪があってワインディングを楽しむどころではないかもしれない。だがしかし、、、。
昨晩から出発する直前までこうして悩み続け、結局ボルドールで出発。
高速道路ではなく一般道の山道を走って行く事にした。
乗車姿勢が楽でオーリンズサスが段差をいなして楽ちん走行なボルドール。
いやはや、ホントに素晴らしい。
八ッ場ダムの道の駅着。
これ、”やつばダム”じゃなくて”ヤンバダム”と読むらしい。
小さい『ッ』を『ン』と読むとは。
平日にも関わらずバイク乗りは多く、二輪車用駐車スペースはいっぱい。
お土産スペース見てる間にみんないなくなってしまった。
小休止した後に出発。
振動で壊れるのを心配したのと、他のバイクへの汎用性を考えてタンクバッグのトップにスマホを差し込んでナビ代わりに使っている。
本来は地図やエロ本を挟み込んで詳細を確認しながら行くための用途だが、今のご時世はスマホの地図を出して中に入れておけば良し。
このバイクで使ってるのはコレ。
Rakuten
TANAX タナックス MFK-084スラントタンクバッグ M<ブラック>
タナックス(TANAX) スラントタンクバッグM モトフィズ(MOTOFIZZ) ブラック MFK-084(容量5.1ℓ) オートバイ対応
緑あふれる夏の時期に来たらとても良さそうな場所。
ここが何処かわからず走っているので詳細な場所は不明。
出発時、下界は25℃くらいあったけれど山に登ってきたら周りには雪がチラホラ。
気温も1桁台に。
こんな事もあろうかと持って来た電熱ジャケットを装着し、ズボンのチャックを閉じる。走行距離が600kmなのとよく磨いてるからだが、このバイクは美しいな。
峠越えしてたら少しだけあった雪が一面に。
幸い道路は除雪してあったので雪景色の中を走る。
気温は1桁前半。
路肩の近くは雪解け水が流れていて汚れるので、真ん中辺を走る。
走る曲がる止まるが素晴らしく高レベルなCB1300。
クイックシフターがついてるからDCTのようにクラッチレスで変速し、ブレンボブレーキでガッツリ減速。その際の減速もクラッチレスでブリッピングを伴いながらのシフトダウン。
ブレーキ握るとしっかり止まれるから安心してアクセルを開けられる。
CB1300の0-100加速は3秒前後。
車だと億劫になる峠道も楽しく走って上田市市街地へ。
刀屋到着。
車は少しだけ離れた向かい側の駐車場へ停める。
外で待つ。
外で待っている間、お店の人にメニューを貰った。
もりそばの大に決めた。
過去に食べたことある人じゃないと大盛りは頼めないシステム。
残されると迷惑だからね。
しばらく待って入店。こじんまりした店内で待つ。
お待たせしました~と出て来たのがもりそば大。
他の人の話見聞きした感じだとそばの香りが強く、、、とかあったけれど、自分にはあまり香りはわからなかった。そばを取ると滑って崩壊しテーブルの上にこぼれるのと、長野の冷水で冷やされたそばが歯に染みるほど冷たいのが印象的だった。
食後、レジのスタッフさんに桜が咲いた頃にでもまたバイクでいらしてくださいと言ってもらい、それだけで上機嫌になれる。
ちなみに不機嫌だったわけではないが。
帰りも下道で。軽井沢に向かって走る。
軽井沢の街中に入ると輸入車と様子のおかしな車が増える。
マカンの後ろを走って峠をいくつか超えて帰路につく。
刀屋、モリモリのそばが人気でいつでも行列のお店。
自宅からの距離と話題性にはばっちりなお店だったので、また桜が咲いた頃にでも出かけたいと思った良いツーリングだった。