お金は大事だよー。
貯金はいくらくらいあるの?
これに対する回答は『うるせー』である。この駄ブログを読んでくれている人ならば、自分がどちら側かは言わずともわかるだろう。
身近に貯金こそが人生の全てと言わんばかりの貯金マンと、そうでない人がいるので両方の10年を勝手に比べてみた。
昔の軽自動車は新車で47万円
先に言っておくとこの記事を書いている自分は散財派なので、公平中立な立場で書いていない。極めてどちらかに傾いているので、そこは了承してもらって読み進めてもらいたい。
自分はありとあらゆるものを我慢してせっせと貯金に励んでいる人が不思議である。
家を買うとか、1500万円位の普通車を買いたいとか、世界中旅行に行きたいとかそういうのでもあれば別なのが、この不思議の対象になっているのは貯金自体が目的になっている人たちだ。
現金は貯めても貯めても目減りしていく。
例えば1979年にスズキのアルトという軽自動車は47万円だった。
それが今、軽自動車などは新車100万円以下で探すことなど不可能に近い。
当時『ここに100万円ある。40年後にこれで好きな車でも買いなさい。』と100万円を用意しておいても現代では半分以下の価値しかなく、100万円で好きな車など選べない。
何せポルシェのような一般的な車のブレーキセットで150万円くらいするのだ。
それを考えると、若くて時間も体も自由が利く若いうちにどこにも出かけず、ひたすら支出を抑えて貯金に励んでいる人は何だかとても残念に見える。
散財派の自分の意見
自分は言うまでもなく上記の人とは真逆だ。
欲しいもので買えるモノは今日明日中には手に入れたい。
時間は有限なので出来る事は最大限やりたいのだ。
明日死ぬかもしれないし。
だから、当たり前だがスーパー文無しである。
自分の中の辞書には貯金のやの字も無い。
でも、それによって毎日笑って過ごせるような日々を送っている。
我慢ってなに?って感じだ。
勿論老後のことなども考える必要はあるだろう。
だが、、、まだいいだろう。
類は友を呼ぶので自分の周りにはそんな人ばかりだ。
みんな生き生きしている。
お金を持っていても安心感は生まれるかもしれないが、一生忘れない思い出を作ることは出来ない。
どちらが大切かは人によるのかもしれないが、自分の場合はどんどん経験に変えていく方が、自分自身の人間性と人生が豊かになる気がしている。
貯金こそ全ての人VSガンガン使う人の10年後の差
それで冒頭の両極端な2人を10年前から知っているので、客観的にその2人を比べてみた。
貯金こそ全てな人は10年前はタダのケチだったが、10年を超えるとそれが大きく変化しハイパーケチになっていた。
自分から行きたい店に誘っておいて食事は絶対に割り勘、結婚式のお返しは一律数千円の最低価格に抑える。子どもが生まれたお祝いで数万円貰ったお返しは、他の人にもらったお祝い品の流用等、周りにいる人たちからは涙が出てくる話が聞こえてくる。
乗っている車もボロボロの動くのが奇跡なレベルの軽自動車だそうだ。
しかし、自分は興味ないからわからないのだが最近では積み立てミーシャかシャーシャをやり始めてやっていない人を罵ったり、投資信託を始めたことを自慢げに話しているのだという。
そんな人なので自分と仲良くなれる訳もなく、遠くから見ていると昔はそばにいた人まで離れて行っているようにも見える。
それに対してガンガンに使う人は当時も今も文無しだが、人として魅力的だし、たくさんのいい経験も悪い経験も乗り越えて、男として魅力が増していた。
10年前は自分と同じただのザコだったのが、大人の魅力を持ったザコになっている。
彼は10年前も安い店に行ったとき自分からどんどん奢ってくれたが、10年後の今はもう少し高いお店に行っても自分から会計に向かい
『い~い~い~!!こんなくらいいいって~!!』
と毎回そう言ってお金を出させない。
そんな彼は周りからも大切にされているし人気者だ。常に周りに人がいて笑顔がある。
個人的な感想としては、人にお金を使う人は多くの人に大切にされるし、また人脈という宝物を手に入れて幸せそうだなと思うのである。