カスタマーセンターでもわからない事が多い。
スーパーハイテクなQ8なのだが、それゆえ使いこなすことが出来ずこの車に変えてから何度も”アウディカスタマーセンター”に問い合わせしている。
しかし、全般にそうなのかQ8だからそうなのかわからないが、回答が間違っていたりすごく待たされることも多いQ8の操作案内。カスタマーセンターのスタッフでも把握できない程の多機能。
技術による先進
アウディは走行性能と先進技術において業界をリードしている。
今でこそ主流の流れるウィンカーも、アウディは10年ほど前には今の国産車よりもキレイに流れるLEDを搭載しているモデルを出している。
ヘッドライトをLED技術もマトリクスヘッドライトも、WECで培った技術がいかんなく量産車に使われているところがこのブランドの魅力の1つだ。
そしてこれは今のスマホに通じるのだが、先進過ぎて人が付いていけない。
詳細に設定を変えられるのだが、所有期間を通じて一度も変更しないパラメーターも多く出てくるだろう。
アウディにはアウディカスタマーセンターというアウディ車両の問い合わせ窓口があるのだが、ここに聞くと車両の操作などは大抵教えてくれる。
しかし、A3の時に比べてQ8は『確認して連絡します。』という回答がとても多い。
台数が少ないからか新しいからかは分からないけれど。知りたい事を知るまでに今までよりも時間がかかるのが難点だ。
ちなみに、カスタマーセンターのスタッフが”こうです!”と言い切ったものの間違いだった、、、という事も何度か。
ハイテクなのは最新の車感があって楽しいが、壊れた時の事を考えると恐怖しかない。
デジタルメーターなので好きな情報を表示させることが出来る。
スピードメーター、燃費などは勿論地図や曲の情報など。リアルな航空写真ナビも可能。
左上の走行距離は本日の走行距離。
寒い時期はエアコンやシートヒーターを使うので最初は燃費数値は低めに出る。
段々上がっていく。
シートの調整画面。
前後に動かすことが出来、足が長いので見栄を張って随分と前に出してある。
妻が運転したら多分足がペダルに届かない。
前後に短い座面は長時間乗っていると疲れる。
サイドサポートの幅も変更可能。
食べ過ぎた後もゆったり乗れるように広めになっている。
マッサージ機能。
マッサージパターンを選んで強さを3段階で選ぶ。
途中で変更する事も出来る。意外と効く。
シートヒーターの温度は3段階に変更できるが、その際にどこを重点的に暖めるか変更できる。エアコンの風も足元の風だけ別に変更できる。
後席にはデジタルの操作パネルがあるのだが、運転席側から後席のエアコン温度や風向き、シートヒーターの設定なども可能。
冬の寒い時期には後席に乗る人側のシートだけ、シートヒーターをオンにして暖めてあげるという事も出来る。
温度変更のためにいちいち後席にまわらなくても良い。
シート周辺だけでこんな感じなのだが、ハンドルも電動で高さも奥行きも変更できる。完全に自分仕様に合わせることが出来るのが魅力だ。
そして毎回の事なので当たり前に思うが、エンジン停止時には降りやすいようにハンドルが上まで自動であがり、シートが後方まで下がる。
また、重たい荷物で両手がふさがっているときは足かアソコを車の下にかざすとバックドアが開く。その際にワンタッチで車高を下げることも可能だ。
至れり尽くせりで最高に良い車。
車内は恐ろしく静かだし、家族や恋人と快適に遠くへお出かけするにはこの上ない最高の車である。