本当に欲しい人が買えない現実。
テレビやネットでも取り上げられたことでロレックス正規店を周る、ロレックスマラソン及びロレックス転売が過去最高の大盛況。金が動くところには必ず人が集まる。
そのせいで本当に欲しい人が、転売益だけを求める人のせいで買えなくなっている現状を変えて欲しいと切実に思う。
学生、主婦、フリーター、時計無知なんでもアリの正規店
ここまでロレックスマラソンが過熱していない頃、銀座へ行ったときに1度ロレックスの正規店へ行ったことがあるのだが、なんか在庫確認して帰るだけのとても高級店らしからぬ雰囲気に驚いたものだ。
ロレックスのそれに慣れている人はいつもの事だろうが、そもそも100万円以上する時計を買う時って椅子に座って飲み物が出て来て、商品をじっくり見て、、、という手順を踏んで購入に至る事が過去の経験からも圧倒的に多い。
それが正規店では『(商品名)ありますか??』から
[本日在庫を切らしております。]
で終了。
椅子に座るも何も、入った瞬間の立ち話レベル。
ロレックス欲しい人たちは毎日こんな事を繰り返してるのかと不思議な気持ちになったもの。
それ以来、一度も正規店には行っていない。
むしろその状況に慣れていない自分からすると、本当に欲しくて行くのに転売ヤーと思われているだろうか、と思うと何となく気分が悪い。
お店の方はそんな事思ってないかもしれないが。
慌ただしいのは好きではないので、落ち着いて買い物を楽しみたいという気持ちがある。
そんな正規店では”ロレックス転売は儲かる”と聞いて、主婦や学生、時計の事をなにもわからない人までがお店を訪問するのだとか。
転売対策の強力な規制を求む
現在も転売対策は何かしらはやっているそうだが、欲しい人しか買えなくなるようなもっと強力な対策を求めたい。
例えば購入後5年間は売却できないようなものとか。
購入して即転売する人たちが躊躇するような状況になれば、自然に購入者は本当に欲しい人だけになっていくはず。
今は運よく手に入れば儲けられるレベルの転売対策なので、猫も杓子も転売ヤー化している。
転売塾を開いているアホもいるそうなのでどうにも始末に負えない。
正規店で買いたくても買えないからと並行店を覗けば呆れるような金額になっている。
転売ヤーのせいで好きな時計を楽しむことが出来ず悲しい思いをしている人は全国に大勢いるだろう。
お気に入りのミルガウス。
コロナ禍で出かける機会も激減し、外に連れ出すこともほとんどなくなってしまったのが残念。
周りの人には気づいてもらえないけれど、自分だけがわかる大人の魅力と余裕が高級機械式時計にはある。表は2針のシンプルな時計も裏はシースルーで宝石箱のよう。
欲しい時計もいくつかあるものの、今は購入できないモノばかりなので大人しく手持ちの時計を眺めて楽しむことにしている。