謎の負け惜しみの人達。
人生は短いので余計な事にエネルギーを使っている時間は無い。
この考えに基づいて自分が価値を見いだしている事には全力投球するも、興味の無い事には1mmも労力を割かない事にしている。ところで車に乗って道路を走っていると謎の行動をしている人達を良く見るという話。
負け惜しみに使う無駄エネルギー
自分自身の身にも起こっているし周りにいる人も皆同じような経験を持っている。
高速道路を始め複数車線ある道の追越車線が大好きで仕方がない道路完封マンの事だ。
平日土日問わず彼らの生息域は広範囲に及び、各地で交通の流れを詰まらせるというボランティアに精を出している。
そんな彼らの得意技及び必殺技について先日話題に出たのでここに共有しておく。
得意技は勿論右車線に居座り続ける事で、どれだけ抜かれても後ろに1億台詰まっていようと1mmも動じず自分のペースで追越車線を走り続ける事だ。
もし彼らが走行車線に戻る事があるとすればそれはただ一つの理由。
そこが降りるICだからだ。
これは自分のような小心者にはできない所業。
この図太さは樹齢千年の大木をも上回る。
そして彼らにはこの特技とは別に必殺技を使う固有種が確認されている。
必殺技3選
①怒りの鬼パッシング砲
ノロノロ走っていて抜かれた事に怒り、抜かしていった車両を後方から鬼パッシングをし続けるという必殺技。
この時も懲りずに追越車線からは一切どかないという特徴も併せ持つ。
②怒りの鬼クラクション波
ノロノロ走っていて抜かれた事により憤怒の化身の如く怒り、抜いた車両に執拗にクラクションを鳴らし続けるという技。
この時も追越車線に居座ったまま後方に5000台以上車を詰まらせているのは言うまでも無い。
③怒りの鬼煽り運転
ノロノロ走っていて抜かれた事により地球を空手チョップで割るほどに怒り狂い、突然全開加速して相手を執拗に追いかけ煽りまくるという大技。
これらの事をする車は大抵CVT車なので、音ばっかりうるさくて車は全然前に進まないという特徴も併せ持つ。
上記必殺技を使いこなせる人間は日本には多く存在しており、地域によって多少の流派の違いも見られるという報告もある。
無駄なエネルギー
そもそも追越車線を走り続けるな、とそれだけの話でそれ以上もそれ以下も無い。
が百歩譲って抜かれて怒って必殺技を繰り出しているのなら、それはエネルギーの使い方を間違っていると言わざるを得ない。
完全な負け犬の遠吠えだし全てにおいてカッコ悪い。
それならもっと仕事を頑張ってお前よりも速い車に乗ってやる!!位の気合を見せてくれた方がマシ。
そう思う事もなく上記の必殺技ばかり繰り出しているので、いつまでもそんな車にしか乗れない。
エネルギーの使い方ね。
悔しい、とか頭にくるってフォード対フェラーリ見ればわかるけれど、大きなエネルギーになるから。
まぁそもそも、、、。
速い遅いの話ではなく、追越車線走り続けんなって話なんだがね。