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マイバッハの後席試乗記: 高級車の魅力と贅沢な体験。

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伝聞ではなく自分で確かめる。

 

特に高額な車両ほどヨイショの記事や普段乗っている車がおかしな車の人だったりすると批評記事が自分の感覚と合わない事が多い。気になったものは自分で確かめ自分の言葉で表現するマイバッハの後席試乗記。

 

 

 

普段乗っている車の影響大

普段乗っているのが軽自動車であればスープラ、86、カローラ、ウラカンと何に乗っても充分なパワーと感じるだろうし、そこでそれらの車の正確な批評をする事は難しい。

ファストフードが主食の人が高級料亭の評論が難しいように、普段から接する機会が少ない人が書く記事はいまいち中身がズレている事が多いのは事実。

 

それは自分自身が興味を持った車に乗って見て、その後調べて出て来た記事を見て『えぇ~、、、』と思った事が何度もあるからこそ、余計に思う。

で、気になった事は自分自身で確かめるまでは早計に判断しないことにしている。

これは交友関係でもそうで『あの人は変人だから関わらない方がいいよ!』と言われてみても自分にはそう思えない可能性もある状態で、他者からの情報で人を判断する事も無い。

そもそも人と関わりたいと思わないが。

 

先日ベンツのS580の後席試乗をさせてもらった。

 

www.nob13.net

とても素晴らしい車だったが少々気になるところもあった。

で、マイバッハも同じなの?と聞いてみたら『乗ったことが無いので答えられない。』と正直な営業さん。

その時に東京に試乗できる施設がある事を教えてもらったので今回予約して行ってきたという訳。

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六本木にあるメルセデスミー。

本当はマイバッハGLSの試乗体験したかったけれど、この日は丁度なかったのでマイバッハSクラスの試乗申し込み。

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店内に入るとスーパーかわいいミニカーがお出迎え。

娘がすごく興味を示し

『コデ、乗りたいナ~!!』(これ乗りたいな)

お店のだから触っちゃダメ。

 

試乗誓約書に署名して乗る。

今回は運転ではなく後席試乗。なんと小さい娘のためにチャイルドシートも取り付けてくれるという。この親切な感じですでにベンツのファンになる。感謝。
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メルセデスマイバッハS680 4MATIC

ボディーサイズ:全長×全幅×全高=5470×1930×1510mm
ホイールベース:3395mm
車重:2410kg
駆動方式:4WD
エンジン:6リッターV12 SOHC 36バルブ ツインターボ
トランスミッション:9段AT
最高出力:612PS(450kW)/5250-5500rpm
最大トルク:900N・m(91.8kgf・m)/2000-4000rpm

 

今回乗らせてもらったマイバッハSクラスは6000cc12気筒のツインターボ

お値段はオプション込で約4700万円。

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このツートンの塗装が高く数百万円だと教えてくれた。

キレイな塗装で磨き甲斐がありそう。長さは5470mmと少し長め。f:id:Nob13:20240118163653j:image

後席足元が広くリクライニングもする。シートもフカフカ

そして当たり前だがミニバンのような障子のように薄いドアではなく、しっかりと乗員を守る分厚いドア。防音のためのスポンジがビッチリと貼り付けられている。

ちなみに後席はタクシーのように自動でドアを閉められる。f:id:Nob13:20240118163636j:image

マイバッハ
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この辺はベンツ度100%。ベンツに違いないが。
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後席試乗の感想

運転手付きで我々は各シートに座って街中をドライブしてもらった。

機能の事や運転感覚はわからないので、後席に乗ってドライブしてもらった感想を備忘録として残しておく。

参考までに普段の足車はエアサスのQ8luxury。高い車ではないが静かで快適性重視の車。ランボルギーニウルスやポルシェカイエンクーペとプラットフォームを共有している車。

 

走り出すと分厚いトルクで滑るように動く。

狭い道を右左折していくときも、停止からの発進が約92kgmのトルクで全部半クラで動いてるような感覚になるほどヌルっと動くように感じる。

そして停車中の車内は完全に無音というわけではなく、Q8とそう差が無い位で外部の音は入って来る。しかし、走り出した際の足のしなやかさとロードノイズの少なさは流石。

 

魔法の絨毯の乗り心地と言われるロールスと違い、ここはドイツ車らしく段差は感じるくらいのコツコツは後席には伝わってくるものの、今まで乗ってきた車の中で1位か2位の快適さ。

カドが川底にある石くらい取れて優しくなって伝わる。

 

走行中の静粛性もトップクラスの高さで先日乗らせてもらったS580よりも静か。

あの車よりもエンジンが大きくなっているのに室内に響くエンジン音は皆無で、なんと車外で聞くエンジン音も静か。

 

ブルメスター4Dサラウンドシステム

サウンドに関してはブルメスター4Dが搭載されているようだが、3Dの上の4とは??と思ったらこれは振動

車内にセットされた30個くらいの高品質スピーカーと共にシート内に振動を発する大人のおもちゃがセットされている。

それが、低音がズドンと来るようなところで背中をドンと揺らして、まるでコンサート会場に来たかのようなサウンドを再現する。

わかりやすく言えば大音量の映画館みたいな感じ。

 

ブルメスターのサウンドはとにかく素直。

BOSEを搭載した安価な自動車によくある

『低音だけ強調して中高域が潰れたサウンド

ではなく、全てが分離してキレイに聞こえるが、原音に忠実で過剰にどこかだけ強調して奇をてらわないサウンドになっている。

 

試しにイコライザーで低音だけ最大まで上げてみたけれど、MAXにしたとしても全体のバランスを崩壊させないレベルの強調にとどまっている。

それなので低音だけ無駄に響いてズンズンズン、、、ではない。

 

個人的にすごく好感が持て、長時間のドライブでも音疲れしない美しいサウンドを聞かせてくれそうだと思った。天井にもスピーカーがついているのは驚いた。

 

まとめ

S580で感じたコーナリング時の違和感、車酔いもなかった。

そして快適性能、静粛性能は明らかにマイバッハSクラスの方が上。

車内がホワイトレザーだったから余計だが、何よりも気分がいい。

かなり寝そべる事が出来る柔らかいシートに腰かけ、全身マッサージを受けながら快適に目的までドライブできる最高の車だと思う。

 

ちなみに冷蔵庫がついていてトランクスペースが小さくなっていたが、あの冷蔵庫は取り外しができる。

いらなければ取り外しておけばトランクの容量は確保できる。

 

ちなみにボンネットをマイバッハのエンブレムに変えている車両もあるが、ディーラーではできないため、やりたい人は社外パーツでやるのだそう。

そんな専門店があるのだとか。

そしてフロントのきらびやかなメッキグリルは金属ではなくプラ。

ロールスロイスは金属。

 

最近乗ったラグジュアリー系の車で行けば完全にトップクラス。

Q8luxuryを1とした場合の静粛性、快適性能の倍率は

Audi Q8luxury 1

・ベンツ S580L 1.2

ベントレー ベンテイガV8 0.8

ロールスロイス ゴーストブラックバッジ 1.5

マイバッハ S680 1.5

 

 

この数字を掛けた位の違いを感じた。

運転した時の楽しさやエンジンパワーとかは考えてない。

多分車に興味ない人がQ8luxury、S580L、ベンテイガに乗せてもらっても乗り味の違いはほとんどわからないと思う。

下記2つは確かにいい気がすると言いそうなレベル。

 

とても素晴らしい経験になったし何よりホワイトレザーのマイバッハで都内をドライブできるなんて素敵な経験だった。

 

 

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