降雪により行動範囲が狭まってきた。
ウィンタースポーツするには素晴らしいがバイクを楽しむうえでは最低な雪。
雪が嫌というよりそれによる融雪剤の塩カルの散布が困る。
趣味がバイクに乗ることくらいしかないので各地のライブカメラを見て予習し、問題無さそうな道を探して走っている。
走れるだけ幸せという考えもわかる
その昔住んでいたところはウィンタースポーツをするには素晴らしい雪が降るエリアだったので、毎年12月から4月の5カ月間はどうやっても乗り物に乗れない程、常時積雪&凍結していた。
北海道を始め東北や北陸はまさにこんな感じだろう。
雪が降ってどこにもいけないけれど、数メートル先まで押していけそうなときはエンジンをかけるだけでも楽しいと思えるほど、寂しい冬眠期間を過ごしていた。
あれから各地を転々として今住んでいるところは気温が暖かい地域なので、冬でも雪が降る事は稀。
基本的にこの地域の多くの車は冬でもスタッドレスを履いてないし任意保険にも入っていない。住んでいる人を見ていても、雪を見たことがないので雪が白い事や滑る事を知らない人がほとんど。
こんなエリアなので過去に住んでいたところに比べれば何倍もマシだが、そんな常夏エリアにも雪と塩カルの魔の手が忍び寄ってきている。
先日はどうしても乗りたかったので少し動かしたが塩カル散布された道を走ってしまい、20分走った後に40分洗車をする羽目になってしまった。
気にしない人は塩カルを浴びようとスーツのズボンのケツが破れてようと気にしないと思うが、自分はバイクが大好きなので洗い流さないと気が済まない。
今日は塩カルが散布されてない街中を走ってくることにした。
信号ばかりでつまらないが、この時期はいろんな制約がついてしまうのは仕方がない。
乗れるだけ良いって事で。
今日の気分はハイウェイキング。
エンジン始動して重低音サウンドを轟かせて出撃。
飛ばすと止まらないのでゆっくり走るのが吉。路面温度も低い冬は無理せず走るのが良い。
そもそも飛ばすことに楽しさがないハーレーは丁度良い。
街中を法定速度で走り続ける。
ひたすらまっすぐ走ってたら見慣れない土地に来た。
お、ポルシェ。ケイマンかな?
外気温が一桁だが現代のバイク用防寒着は超優秀。
途中で暑すぎてジャケットのファスナー全開に。
バイカーはもっともっと寒くても大丈夫だが、路面が凍結してバイクで走る事が無理になる方が先に来る、、、。
橋の下は音が響くのでアクセルの開度をつい開け気味にしたくなる。
さて先日は高速道路を使ってどこまでなら走れるか確認してた。
ライブカメラで見た東北方面は壊滅的に真っ白だった。
ウィンタースポーツには聖地である東北や北海道も住んでる人にとっては相当厄介なのは想像できるぞ。
ウィンタースポーツも好きだが一度離れるとまたやり出すまでには腰が重い。
今年は雪が解けたら東北へも行ってみたいと、そんな事を考えながら街中をのんびり走って来た。
ハイウェイキング慣らし運転終了まであと400km。
春が待ち遠しい。