長年生きてきて思う事。
絶対にコレ!!と1つに絞る事はできない。
人によって、環境によって一番大切な事は大きく変わってくるからだ。
しかし、自分が経験してきた中で振り返ってみると一番幸せな事はこれだったなと思えることが1つある。それは嫌いな人と関わらない事だ。
嫌いな人と会わない関わらないこと
自分の場合、人生で気づきにくいが実は一番幸せな事は
嫌いな人と関わらないことだと思っている。
憧れの車を買っても翌日に会社でムカつく上司に会うのであれば気分が悪い。
買ったばかりの頃は効果抜群で他のネガティブな事が気にならなくなる補正はかかる。
だが、所詮モノで得られる満足感などたかが知れている。
段々効果は薄れてきていつもの嫌な事の方が勝ってしまう。
大好きな彼女が出来て会える日が楽しみでも嫌いな人は嫌いだ。
毎日ムカつく人に会わないで済むなら合わないに越したことはない。
車やブランドバッグのようにモノを買って得られる満足感の補正はエナジードリンクのようにどんどん短くなっていく。
今後もモノで嫌な気持ちをかき消そうとするなら、1日1台以上の新車を買い続けなくてはならない。
で、自分が気づいたことは、実は幸せな事は嫌いな人と関わらないで済む環境なのではないかと。
自分は今は嫌いな人とは関わらないで済む環境にいるし、新しく嫌な登場人物が出てきても遅くとも翌日、早ければ当日中にはさよならしている。
1日9個いい事があっても1つ最後に嫌な事があると嫌な事に引っ張られてしまいがち。
だからネガティブな要素はとことん遠くに捨てる事にしている。
そうすると何か悩んだり迷ったりすることは”今後どのバイクを買うか、、、”だけに絞られるので不快な悩みが発生することが無い。
人生は嫌な事がなければ概ね楽しい
昔の超極貧時代の自分が見たら欲しい乗り物を手に入れた自分は幸せ者だ。
そこだけを見て羨ましいと思うだろう。
だが、その状況になった当事者の自分からすると、好きな車があろうと好きなバイクやブランドバッグがいくつあろうと、モノの感動は時間と共に薄れる。
ハーレーを買おうと原付を買おうと新しく買ったものは最初は何でも嬉しい。数日経つと何てこと無い、、、同じ事だ。
でも、ムカつく上司、友人、親族、取引先、近所のおじさんおばさんに関わらなくて済むのはずっと幸せだ。
それらが無い事で外部からの邪魔が一切なく、自分の人生と家族の幸せを楽しむことができる。
欲しい物が手に入ってもムカつく人と関係が切れなければいずれ、ムカつく人が勢力を拡大して来る。
欲しい物が手に入らずともムカつく人との関係が無ければ人生は楽しい。
幸せになるためには新しく手に入れる事よりも、既にある不愉快なモノを切り離す事が大切だ。実体験からそう思う。