お金が分ける、お金以上のモノ。
人は金を持つと変わる。
確かにそういう面はあるかもしれないが全てではない。反対に人が変わったから収入が変わるという事もある。どちらかと言うとこちらが多数派に見える。だって、そんなに簡単に誰かやどこかからお金を得る何てこと、みんなができないでしょう。
お金が分ける、お金以上のモノ。
一日で見て感じた社会の上と下
人によっては気分が悪い話かもしれないが、これは自分の思った事を書くだけのブログなのでそんな事は知らん。
よく行く東京の高級ホテル。
客層が安定している。
凄く安心できる。
ホテルに乗ってくる車も、お客さんが着ている服も、持っているバッグも、腕に輝く時計も、そして歩き方も、話し方も、エレベーターのマナーも、食事の姿勢も。
宿泊客のほとんどが基本的なマナーを身に着け、周りが不快にならないような配慮ができる人が来ている。
田舎ではアウディのQ8なんて乗っている人はほとんどいなくてとても目立つ。
実際に何度か
『毎日白いレクサスに乗っていい御身分ね。』
とおばさんに嫌味を言われたこともある。
これが高級ホテルに行くとこんな人に足を停められることは無い。
輸入車なんて当たり前、自車よりも高級な車がたくさん。
だから注目されることも無い。
これが安心感に繋がる。
食事に行けば皆当たり前のようにナフキンを膝にかけ、静かに食事を楽しんでいる。
クチャラーや片手食べ、片膝立てて食べている人は周りにはいない。
携帯の着信音を鳴らす人もいない。
ホテル滞在中のこの日は用があって東京は足立区へ行き、ランチはそこでとったのだが比べれば絶望的な光景が広がっていた。
クチャラー率大、膝立てて食べている率大、お皿を持たない片手食べ100%。
店内で大音量で着信音は鳴るし、電話に出てずっと長電話している。
店内禁煙のため、店外の喫煙所に数十人が喫煙し副流煙が店内へ。腰パン率大、サンダル率、裸足率大、金属のジャラジャラがついてる率大。
座敷で横になって寝ている人複数。
同じ国、同じ東京都でもこんなにも違う。
この人達が大金を持ったら先ほど高級ホテルにいた人のようになれるか。
否。
自分はそうは思わない。
だから、考えが変わって生き方が変わって所作を気にする事で新しい世界への道が開けるのだと思う。
経営者に近づくほど、お金持ちに近づくほど、ほとんどの人が良く気づく。それが厳しさになるとき、その洗礼を何度も受け自分自身をアップデートし続けた結果、素敵な男性女性になれるのだと思う。
お金持ちはケチで細かい。
貧困層の多くはそう話す。なるほど、細やかな気づきや配慮が全て細かくてめんどいで片付けられる。
これが両者を隔てるものだ。
ホテルの駐車場。
駐車場にはドイツ御三家全てとベントレーやロールスロイス、フェラーリもいる。
うちの地元のようにレクサスに乗って周りの人間からヒンシュクを買う事も無い。高級車に乗って
『どうだ!!凄いだろう!高級車だぞ!』
とかしてるわけではない。
これが日常の人達が安心して集まっている。
人生は意識で変わる。
自分がこういう風になりたいと思っていると自然に近づいている。
40代以上で幽遊白書の飛影に憧れた男が『フン、、、。』と鼻で笑って見せる。
本人的には飛影に近づいている。
ビジネスマナーとかめんどくせ!自由にくいてぇし、座敷なら寝るよ!膝立てた方が食べやすいじゃん!!って人は自分とは関わりがない世界の住人になって行くだろう。
どうなりたいかは自分次第。
何度も言ってる通り、スラム出身の自分はそうではない華やかに見える世界に行きたかった。その結果、今はそれに近い人生になっている気がする。
人は目指してる自分になれる。
まずはココロが大切だぜ。