加齢とともに予測できる未来。
歳を取ると自分が7歳の時のように新年に切り替わる瞬間にワクワクしなくなる。
年始に朝早く初詣に行こうとも思わなくなる。
バレンタインデーの前日に神様にお祈りする事も無くなる。
色々経験して変わるオッサン時代と周りの変化。
どの車も大して変わらない現実
昨年に起こったアウディのディーラー問題。
購入店では杜撰な対応が多く今後メンテナンスを任せる上で不安要素しかない。
そんな事もあって一時期他ブランドに乗り換えようかと話し、いくつかのディーラーに寄った事がある。
がしかし、実際どのメーカーの車も他社を意識して作っているし本当に車が好きな人でフィーリングとか精度とかのレベルで見ればまだしも、自分のような底辺が乗る分にはぶっちゃけどれも同じ。
目をつぶって乗ったらどれがどれとか即答できないんじゃないか。
ベンツのSクラスは良い。でもずば抜けて良いかと言われれば回答に困る。アウディのA8も同じくらい良かった。それじゃBMWの7シリーズは？それも良い。
Q8は慣れると普通に振動は気になるし外部の音も僅かに入って来る。
カイエンは走行中の振動は僅かながらあるし外部の音も僅かに入って来る。
ベンテイガは走行中の振動はまぁまぁ気になるし外部の音も僅かに入って来る。
X7は走行中の振動はまぁまぁ気になるが外部の音も僅かに入って来る。
そんな感じ。
せっかくならどれがいいか？
みたいな感じで選んでいたけれどどれも同じで大差がなく、そこにある差は
右耳と左耳、どっちが好きか？！
程度のものに見える。
憧れのハーレーのウルトラ。
大陸横断系の王者たる見た目のハーレーだが、所有者に聞くと走行中は結構風圧あるし疲労感はまずまずある。
ゴールドウイングの方が間違いなく長距離は快適だと言っていた。
なるほど。
長距離ツーリングのお供に、、、と思っても結局は一度乗ったきりでその後はガレージでホコリ被っている可能性もあるな。
先日アメリカツーリングをしてきたライダーの記事を読んだが、記事内でもアメリカ大陸横断ツーリングではみんなゴールドウイングに乗りたがる、、、と書いてあった。
おい、長距離クルーザーの王様！もっと頑張れ。
現車見るとその見た目の美しさと何十年も前から見続けていたハーレーウルトラの雄姿に心惹かれるが、購入後は年に1～2回位しか乗らないだろう未来も見える。
自分のガレージの都合、跨って運転するときよりも他の車両を出し入れするときに邪魔でガレージ内で押し引きする回数の方が圧倒的に多くなることが想像できるので、やはりそこまで食指は動かず。
色々が未知だった頃はもっとワクワクドキドキが多かったけれど、加齢とともに未来が予想できて物を買う事による感動は確実に薄らいでいる。
その代わり、何にも知らない自分の分身のような娘の興味津々ぷりを観察したり、色々経験させることが何よりも楽しい。年齢を重ねてこの辺が顕著に変わってきたと思う。
