いつでもクランキングが長すぎる。
ガヤルドは普段の生活に必要のない車なのでガレージに充電して寝かせてある。
数週間に一度エンジンをかけて動かすようにしているのだが、毎度のことながらクランキングが不安になるほど長くて毎回エンジンがかかるかドキドキ。
今朝も無事エンジンがかかったので、塩カルの無い街中をのんびり走ってきた。
高速道路が恋しい塩カル散布シーズン
真冬の高速道路はスーパースポーツには危険がいっぱい。
真っ白になった路面の塩カルを撒き上げて背が低い車体全体に被ってしまう。背が低い分、他の通常の車高の車の何倍も拾いそう。
そして高速道路上には雪を積んだ車がたくさん走っていて、容赦なく後方に雪塊を落としていく。硬い雪であればバンパー破損、フロントガラス割れのリスクもある。
そんな訳で春夏秋のオンシーズンには高速道路しか走らないガヤルドも、今は走っても楽しくない街中走行で我慢している。
それにしても今朝のガヤルドのクランキングの長いこと。
キーを捻った時のエンジンがかかる前のサウンドが素晴らしい。
『キュイーーーーーーーン!!!』
と高めの音でまわってガオン!と始動する感じだが、久しぶりにエンジンをかけるとこのキュイーンが長すぎる。
ある程度回してもかからない場合は中断してまたやり直すけれど、良くとらえれば動画で見る他のレーシングカーのエンジンも始動には割と苦労している。悪く見ればただのポンコツ。
これで自分の中で解決。
さて今日は2台で鈍行ツーリングに行く。
R8と待ち合わせ。
集合場所で待っていると孫と散歩しているおじさんが子どもと写真を撮らせてほしいと。
どうぞどうぞ。
休日で何かイベントがあったそうで、一部道路が渋滞。
断続的にクラッチを踏み続ける左足は限界を迎えつつある。
街乗りは元々楽しさ0だが、こうなるとマイナス100位になって来る。
渋滞が数か所で発生して瞳孔が開き始めて来た頃、信号待ちで隣を見ると反射して映ったガヤルド。
車内からの視界はボロイA3だが、外から見ると素晴らしい形をしている。
だが、そろそろ限界だ。
助けて。
DCTのR8羨ましい。
さて街中や郊外の幹線道路をぐるりとまわって戻る。
天気が良くて最高だったが、やはりこの車は高速道路専用車だ。
今まで乗ってきた車の中で断トツ、ぶっちぎりで街乗りがつまらない。
バイクに乗る人にはドゥカティやSSで真夏に最高速40km/hの市街地だけを延々と走り続ける精神状態と言えば伝わる。
乗り物のためと思って動かすけれどドライバーの楽しさはゼロ。
イタリア車は元々思い切りのいい車作りを得意とするが、この街乗りのつまらなさは買う前は想像もしなかった。ひとつ前に乗っていた360の方が街乗りは楽しかった。同じ年式であればフェラーリの方がクオリティが高かったと思う。
あと2カ月もすれば暖かくなってくるので春を楽しみに待ちつつ維持していきたい。