目的地によって変わる乗り物。
それぞれの得意分野を生かす。
所有車には癖の強い乗り物が何台かあるので目的地に応じて使い分け楽しんでいる。
スーパーカーで長距離ツーリングを楽しんでいる人はドライバーの能力が本当に凄い!
それぞれの得意分野
多くの人が振り向いてくれるスーパーカーは一番話題に出やすい趣味車の筆頭だが、実はこの車は長距離ツーリングに全く向いていない。
視界が狭すぎるし荷物も人も乗らないし、乗り心地が悪いし何より!!長距離を走ってもつまらな過ぎる。
昨年、いつも走っていたR8の友人たちと珍しく片道60km位のロングツーリングに出かけた。
バイクのツーリングで言えば片道60kmなど準備体操にのようなものだが、ガヤルドで走った後の感想は
『疲れた、、、。もう長距離は辞めよう。』
で友人とも意見が完全一致した。
味が濃い料理に似ているガヤルドなので食べているときは楽しいものの、回数を重ねると段々ダメージが溜まって来る。
1日3食、滅茶苦茶脂っこい食事を続けるような感じになる。
それが大丈夫な人は訓練した人か、元々そういうのが大丈夫な強靭な肉体を持つ人だけだ。
我々のような軟弱者には耐えられない。
またもう1つの理由としてそれしか無ければそれに乗る他ないが、それ以外にもたくさんの選択肢がある。
他に長距離が楽しい乗り物があるので、わざわざ大変な乗り物に乗って出かけようとは思わないのが人情。
長距離走行が楽しいゴールドウイング
ゴールドウイングで走る長距離は楽しい。
ガヤルドでは苦痛の60kmも6kmくらいに感じる。
昨年の北陸ツーリングでは1日600km以上走ったがまだ走れる元気があった。
ガヤルドで1日600km入ったら入院する事になるだろう。
そして好きな人からすればホンダのフラッグシップツアラーだが、興味がない人からすればただの50ccのスクーターに見える。
これもまた旅に連れ出しやすい理由の1つ。
目立つ乗り物は使いづらい。
目立ちたがりの人にはいいが、承認欲求が無い自分は隠密行動が好きなので人目に付くところには基本出ない。
MTの操る楽しさならVFR800F
古い型なので現代の先進装備はほとんど付いていない。
スリッパークラッチも付いていないのでラフにクラッチを繋ぐと吹っ飛ぶ。
クイックシフターなんて論外だ。
しかし珍しいV4エンジンを純マニュアルで操って峠道を右へ左へとヒラヒラ走って行くのは楽しい。
割と長距離適正も高いので長距離も楽しくで走れる。
一台の乗り物で物凄い距離を走っている人を見ると最高にカッコいいと思う。
しかし自分はそんなに乗れないので、いろんなバイクを少しずつ楽しんで乗るのが楽しい。
今年も時間を作って旅の思い出を作ろうと思う。