コロナ後に変化した1つ。
コロナ禍以前は随分と昔に思える。
コロナウイルス蔓延は最悪な事態だったが、それがあって怪我の功名というか良くなった事もある。いいか悪いかわからないが変わった事もたくさん。
自動車の購入も現物を見て試乗してから購入というわけにはいかなくなった。
コロナ禍を経て良くなった事
繰り返しになるがコロナウイルスの蔓延自体はこの上ない大迷惑だ。
多くの人が亡くなっているのでこれに良い事は1つも無い。
ただ、このために多くの業種で非対面&非接触に力を入れ始めた。
自分は元々世の中にあるたくさんの『対面でわざわざやる意味』に懐疑的だったこともあるので、このわざわざ対面でやっていた、対面である必要のない事が随分整理されて無くなった事は良かったと思える。
そして自分の関わるものの中で大きく変わったのが自動車購入。
車もバイクも、特別な雲上ブランドでない限り試乗して乗り味を確かめてから購入する事が可能だった。
半導体不足に始まりそれが一気にできなくなり、乗りたければとにかく購入するしか選択肢が無くなった。
だからデリバリーされ始めてから、実車を見てから、街中を走る現車を見てから購入を考えたいと言うのは自分が興味があるような車やバイク達では不可能になってしまった。
先日注文後、一年待ちだったCB1300SB30thが納車された。
承知していた事だが届いたのがバイクに乗れない冬なので、ここから更に4月頃まではまた乗れない。
ゴールドウイングはたまたま枠があったので納車は早かった。たったの4~5カ月位で届いた。
来年で納車待ち3年目に突入する乗り物もあるが3年も経つと色々状況も変わって来るし、気持ちは多少冷めて納車楽しみ度が0になっている。
状況が変わった事と言えば、いつもよくしてくれる営業さんが喜ぶ顔が見たかったので注文した車も現時点では営業さんが仕事を辞めてしまったこと。
納車を見届けることなく、担当さんはいなくなってしまった。
今はやる気はあまりないけれどその代わり、仕事はできない営業に受け継がれている。
ホンダのモンキー125の納車待ち1年7か月のお客さん
先日、ホンダドリーム店に行ったところ最近発表されたばかりのチェック柄シートのカワイイモンキーが納車待ちで並んでいた。
この大人気で超絶並ぶモンキーの最新モデルをこの速さで手に入れられる顧客とは、、、と思って聞いてみたらなんてことない。
”このお客さんは1年7か月前にモンキーを注文してくれたんです。
注文時はこの色は無かったけれど、当時注文していたカラーも無くなったので現行のカラーと仕様に変わって納車になります。
つまり、このチェック柄シートがカワイイと気に入って注文してもらっても、納車される頃にはこのモデルは終売になって、次の未知のカラーリング&仕様で納車される可能性があります、、、。”
何か面倒だな。
また先月に新作のバイクが各車発表された。
新しい機構が搭載されたモデルや最新のフラッグシップ機など気になる車両はいくつか。
が、これらもきっと発表直後にとりあえず注文する以外に乗る方法は無いんだろうなと思う。そして一年後くらいの納期になって熱が冷めるという。
①欲しい熱が高まる
②注文(納期一年以上待ち)
③熱が冷める&買った事を忘れる
④別の乗り物欲しい熱が高まる
⑤注文する(納期一年以上待ち)
⑥②の納車連絡が来て『???』となる
最近はこんな感じの事を繰り返している。