最高の美人バイク。
ハーレーはなんせ見た目が美人さんなので多くの人の注目を浴びる。
ゴールドウイングはバイク乗りに声をかけられるが、ハイウェイキングはバイクに乗ってない人に注目される。
ただし見た目に全振りな分、走りはちょっとだけ苦手だ。
今日は紅葉を見に行って来た。
走らない曲がらない止まらないハイウェイキング
一台ずつ所有していれば段々慣れてきてこんなもんか、、、と思ってくるが、同時に複数所有していると同じタイミングで乗り味を確かめられるので、走行性能の得手不得手が他と比べてよくわかる。
今のところ、このハーレーダビッドソンの限定モデルであるハイウェイキングはワインディングは大の苦手だが、一般道はクラッチが重くて左手が疲れるため苦手。しかし、高速道路に関しては風の抵抗があり過ぎ、バイカーは強烈に疲弊するのでこれは苦手な分野と言える。
走ってない時ではあれば風の抵抗が少なく、極めて快適と言える。
最近乗ったバイクの総合評価をざっくり点数でつけると(高速、一般道、ワインディング、ロングツーリング性能等合算)
CB1100EX 70点
VFR 75点
S1000RR 60点
CB1300SB 100点
GoldWing 100点
ハイウェイキング 2点
現状自分のハイウェイキングの走りに関する評価はこんな感じ。
結構ホントだぞ。
ハーレーはハーレーであって、特にこのクラシック全盛時代を再現したバイクは当時の走りまで再現したのか、感動するところは正直無い。
”1868ccの1人乗り”から連想するほど速くないし、モンスタートルクで低回転では楽々走行、、、でもない。
高回転まで回すと音が大きくなる。(速度は変わらない。)
そんな小さい事いちいち気にしてんじゃないよ、と言われればその通りな極めてアメリカ的な乗り味が魅力だ。
大量のケチャップとマスタードで味付けされたハンバーガーみたいなものかもしれん。
美味しんぼのような、論評できる奥行きのある味わいは無い。
エンジンをかけてドゴゴゴと激重の車体を走らせるバイクだ。ただしゆっくり。
朝8時に出発しようと思っていたが洗濯や掃除をしていたら昼の12時になってしまった。高速道路で軽井沢へ。
防風性能を高めるためにウィンドシールドを取り付けて出発したが、容赦ない暴風に揺さぶられ奥歯を噛みしめて軽井沢へ走る。
ハイウェイの苦手なハイウェイキング。
シートが高くなっているので、それでウィンドシールドの効果が絶望的に削がれているのが原因。また下部のウィンドシールドの隙間風が物凄い。
絶対これ風洞テストとかしてないでしょ?!
軽井沢は色づいてキレイ。
良いタイミングで来れた。ショッピングプラザ内にある明治亭というソースかつ丼のお店に。
ソースかつ丼大盛り。
まぁまぁな大盛りの量で来る。小食な人は注意。
ショッピングプラザ内は大勢の中国人買い物客。
あちこちで大声の中国語が聞こえてくる。
食後はホテルブレストンコートへ紅葉を見に行く。
同じことを考えている人が多くカメラを持って散策している人が多数。
ハイウェイキングは所有バイクで一番絵になる。
これが最大の魅力。
地面の穴ぼこにはまって転びそうになりながら紅葉散策。
気持ちよく走れる上限速度はマジで70km/hくらい。(高速道路含む)
金属パーツにふんだんに使われたクロームメッキの高級感が所有欲を刺激する。
走り出すとブレーキが利かず全然止まらないので心臓を刺激する。
他のスポーツ系バイクのように、ある程度の速度でコーナーに侵入していくとそのまま減速しきれず&曲がらずガードレールを突き破って崖下に落ちていく。
漫画みたいな事がほんとに起こるから注意が必要。
バイクは加速感も魅力なのでつい楽しみたくなるが、気を付けなくてはならない。
キラキラに磨き上げたハーレーで紅葉のトンネルの中をのんびりと走ってくることが出来た。
またカメよりも遅い速度で出かけようと思う。