やっと、やっと走り出せる状態に。
サイレンサー交換に当たり少々問題が発生していたため、1カ月半の間サイレンサー無しのエキパイのみ状態で放置してあったハイウェイキング。
ようやくサイレンサーも装着されたので久しぶりに乗ってきた。
ハーレーは見た目と音
個人的にハーレーの最大の魅力は見た目の美しさと伝統的な重低音サウンドだと思う。
走りに関してもハーレーに心酔していたり、これしか持っていなければ何も気にならないが他のブランドのバイクも乗るようになると、走行性能はぶっちゃけそこまでではない、、、と言うのが正直な感想。
最近のお気に入りのゴールドウイングは水平対向6気筒エンジンの1833cc、7速DCT、オートクルーズ、エアバッグ、微速前進&後退機能、灯火類は全てLED、アップルカープレイ、走行モード切替、ダブルウィッシュボーンサスペンション、片持ちスイングアーム、電動フロントスクリーン、スマートキー、、他にも書ききれない程の装備が標準装備されていて350万円ほど。
ハイウェイキングはV型2気筒1868cc、6速マニュアル、ライトはハロゲンライト以上。400万円。
オイ!!
って感じだ。
ウインドシールドも驚くほど防風性能は低く、飾りかと思うほどだが性能云々に関しては細かい事は言ってはいけない。
ズドンとエンジンをかけて、ドドドドと走って、そこら辺に停まって自分のハーレーを見て悦に浸る。それだけのバイクだ。
昔フェラーリの魅力について聞かれた有名人が『ビューティー。それだけだ。』という名言を残した事もあるそうだが、フェラーリの”それだけ”の中には走行性能やサウンドの魅力など様々な他の魅力的要素が内包されている。
ハーレーも『ビューティー、それだけだ。』と自分は真似して言いたいが、本当にそれだけだ。
しかし、それだけにも関わらず世界中にファンがいるハーレーは凄い。
乗ってみると別に普通で特に感動もないのに、写真で見てると欲しくて仕方なくなるんだ。
まさにビューティーそれだけマシン。
ビューティーそれだけマシンのエンジン始動。
乗らない間も充電してあったので一発始動。ガレージから引っ張り出すだけで一苦労。
山道を右へ左へ。
重量級だけどある程度ペースを上げて走った方が楽しい気がする。ウィンドシールドはつけたけど、猛烈に風を浴びる。
2500rpm辺りからは結構力強く加速する。
勿論完全にトルク型の加速。
夕日を浴びて悦に浸る時間。
と言いたいところだが、トイレに行きたくてそれどころではない。
ビューティー感あるでしょう。
ウインドシールドがボディと同色に塗られているのがこのハイウェイキングのアイコン。
これによる見づらさの増加とかはない。
あっても無くても結構風は受ける。
それにしてもこの後に寄った道の駅でも、車に乗った営業の人がまじまじとのぞき込んでみていた。
バイクに興味ない人でも興味を持って見るのがハーレー。
流石ビューティーマシン。
それだけだが、何十年と変わらないVツインのフィーリングを味わいながら走るのはハーレーの醍醐味と言える。