壊れている状態が基本。
購入して3回目のエアコン故障のガヤルド。
直しても直しても不死鳥のごとくまた死ぬ各所だが、既に結構免疫が出来ているので別にエアコンの故障位どうってことない。
ただ、暑いのよ、ひたすらに、、、。
暑い夏をもっとアツく!
人生はココロに余裕をもって生きている。
主観で生きるのは基本だが客観的に自分を見る事も大切だ。
もっと離れて俯瞰的に見ると人生なんてネタの連続だと思っている。
なんだか好きな事に取り組んでみて上手くいったら最高にネタだが、全然上手くいかなくて思いっきりズッコケたらそれこそ最高のネタだ。
人生はネタの連続で、だからこそ面白い。
5月の車検で一通り悪いところを直してもらったガヤルドだが、戻ってきて3ヵ月で既に7か所位気になるところ(もうすぐ壊れそうな所や半壊しているところ)がある。
よく壊れる、、、というか年式的に仕方ないところなんだと思ってる。
今年で20年目のガヤルド初期モデル。
このパーツは10年、こっちは9年、これは5年おきに交換で今回が4回目、、、みたいな感じで部品の耐久性がそれぞれ順番に寿命を迎えているような気がする。
それが出てくるたびに交換しているというイタチごっこが続いている。
ボロ車を持っていればガヤルドに限らず何でもそうだろう、きっと。
次は何が壊れるかと楽しみにして生きる事にしている。
さて今年は究極に暑い日々が続いているけれどガヤルドの走行時はエアコン無し。車内を冷やす方法は窓を開ける事のみ。
そして外は40℃近い!
笑える話なので笑いながらこの状態で楽しんで乗っている。熱中症にならないように乗る時間も限定して、安全第一で楽しんでるんだ。
楽しいから乗るというより、老牛介護の一環で動かしている。
バックするときに車内から後方を覗いてもそもそも見えないのだが、夏場は特に5000ccのエンジンから猛烈な陽炎が上がっている。
周りの部品も熱で壊しそうなので、走り終えた後はエンジンフードをあげて熱を逃がしている。
これは知らない人が見ると公衆の面前でアソコを見せびらかしているような状態に見えるかもしれないが、理由があってやっている。
一般的なフロントエンジンの車と違い後ろにエンジンがあるので走行風でエンジンを冷ましにくい。それなのにフロントエンジン車よりも高出力な車が多いのでエンジンの発する熱で周辺のパーツを痛めてしまう。
これがカッコいいかどうかはさて置き、カッコつけではなく
『これ以上余計な修理代を払わなくて済むように』
停車時にエンジンフードを開けている。
ところで自宅にある階段にはニッチがあり月替わりでミニカーを置いている。時々時計のカタログ。
娘がミニカーが気になって仕方がなく、何とか取ろうと試行錯誤する日々を過ごしている。
所有したからこそわかる事があるんだ。
実はスーパーカーを好きになった一番のきっかけの車はランボルギーニのディアブロ。だから最初はディアブロを探してもらっていた。
いい個体が出て来なくてお店のオススメのガヤルドを買ったのだが。
今でも見ればカッコいいな、最高だなと思うものの、ディアブロに比べればよく出来た工業製品のガヤルドでこのクオリティ。
エアコンを始め、本当にたくさんの事を我慢しなくてはいけない未来が手に取るように見えるため、実際今良いディアブロの出物があったとしても
『今よりもさらに辛い、きつい経験、長期間の我慢、莫大な出費をすることになるけれどそれでも欲しいか?』
と自問自答すると、
いや、、、普通にエアコンが使える車に乗りたいっす、、、
というのが本音にはなっている。
40℃近い外気温の中、青い顔して乗り続ける生活はしたいとは思いません。