ローカル花火大会へ行って気になった事。
ばーちゃんちの近くで小さな花火大会があるらしい。
娘が最近絵本で見る花火が大好きだから本物の花火を見せに連れてってあげようと、そんな話から行くことにしたローカル花火大会。
花火は良かったが打ち上げ会場周辺で半端ない喫煙率の高さに驚いた。
喫煙と格差
日本は格差が広がっている。それは見ていてわかる。
毎日生きるのに精いっぱいな人もいれば、毎月のように新車を購入する人も周りに少なくない。高級品は一家に1つではなく、1人の人がほとんど全部持っているような状況になっている。
また、知識として喫煙と貧困の関係は根が深い事は知っている。
貧困家庭や低学歴な人ほどタバコを好み、高学歴&高収入な人ほどタバコを吸わない人が多いというデータ。
これは実際肌感覚として感じる事は多い。
シンプルに”金が無い、、、”と口癖のように言っている人ほどギャンブルが大好きでタバコをたくさん吸っている。
自分の周りのお金持ちを見てみるとやはりタバコを吸わない人が大多数だ。
自分が好きではないのでタバコを吸う人とはあまり関わらない事も理由としてあるが。
以下を見て欲しい。
格差と喫煙率の関係とは
もともと社会・経済的な格差と喫煙率の間には深い関係がある。また、教育年数が少ないほど喫煙率が高い。
2010年に全国規模で行われた調査研究によれば、喫煙率が最も高かったのは25〜34歳の男性で最終学歴が義務教育(中卒)のみの68.4%で、男性の大学院卒業19.4%の3倍以上の喫煙率となった(※1)。この研究グループは、喫煙率と教育の格差は、特に若い年代で大きかったと述べている。
同様の傾向は女性にもあるが、配偶者の有無で配偶者のいない女性、つまりシングル・マザーほど喫煙率が高いこともわかっている(※2)。これは千葉県西部の小学4年生の保護者を対象にした2005年の調査研究で、配偶者のいない母親の喫煙率は未婚・離婚で55%を超えていた。
母子家庭は低所得のケースが多く、生活への満足度が低いと喫煙率が上がることも知られている。離婚といった生活環境の変化、低所得の職業、仕事のやりがい、社会的なつながりの希薄さなどは、意識を健康へ向かわせないことにつながりかねない。社会的経済的な格差が、喫煙率という形をとって健康格差にあらわれているのだ。
「タバコ」にまつわる経済や健康の「格差」〜2018年の国民健康・栄養調査を考える
石田雅彦
小規模なローカル花火大会で見たもの
大きな花火大会は色々大変なので敢えての小規模花火大会だ。
帰りの渋滞なんて2歳児と0歳児には耐えられん。
それで小さな花火大会に行ったものの、会場付近の駐車場に車を停めると同じくやってきて、車を停めて降りてきた人が次々とタバコに火を付ける。
老人は勿論おっさんおばさん、それから若い子どものお母さんまで大勢の人がタバコに火をつけ一服し始めた。
ちなみに駐車場に停まっている車は全てが安価な国産車だ。
見た目が全てではないが田舎では特に乗っている車や服装持ち物、そして所作である程度の収入レベルは想像がつく。
旅行が好きで時々都市部に出かける。
そこで見る好景気な風景とは全く対極の光景が目の前で繰り広げられて驚いた。
うちは小さい子どもと赤ちゃん連れてるから近くでタバコ吸わないでよ、、、と思うけれど、向こうは幼児が乗っているミニバンで窓を閉めてタバコを吸って来ているので、そんな事気にしようはずもない。
話には聞いていたし普段の彼らと関わる事もなさそうだけど、普段こういう人達を見る事が無いのでかなり面食らった瞬間だった。