似てる所がたくさんある2台。
ムルシエラゴに乗る友人と2人で散歩ツーリングに出かけた。
彼の乗るムルシエラゴもMTで2人ともマニュアル車。朝からお腹が痛いそうだが大丈夫だろうか。
憧れのムルシエラゴMT
実は自分はガヤルド購入前には車屋さんにいくつか候補を伝え、その中にムルシエラゴは候補に入っていた。希望したのは丁度ムルシエラゴのMTでまさに友人の乗る車がドンピシャだ。
ムルシエラゴのMTかディアブロかチャレンジストラダーレか、、、みたいに伝えて2年待ち続けやっと出てきたのがガヤルドMT。
一言もガヤルドなんて言っとらんがな、、、。
しかし、ここで買わないとまた長大な時間待ちそうな気がしたのでMTガヤルドを勝手に運命の車と決めつけ即決。購入を電話で伝えました。
私は購入する時にわざわざ現車確認に行きません。
さてガヤルドも納車されてから1年以上が経ち運転操作も慣れて来た。姿かたちにも見慣れて、自宅のガレージにも馴染んできたが久しぶりに見るムルシエラゴはやはり当時のフラッグシップだけあり、生産されて20年以上経っても魅力的だ。
ムルシエラゴもガヤルドもルク・ドンカーヴォルケ氏のデザイン。
素晴らしいデザインセンス。
写真で見るとムルシエラゴはテントウムシみたいに丸っこくて迫力が無い印象を受ける事もあるが、実物は全くそんな事ない。
誰がどの角度から見てもスーパーカー以外には見えない。
インター前の駐車場で待ち合わせお茶を購入。さて2台で散歩ツーリングへ行きましょう。
駐車場を出る時に斜め向きに一時停止したため右側から来る車が全く見えん。
シートベルトを外して運転席で立ち上がらないと後続から来てる車が見えないとか、どういう設計よ。
高速道路へ。一般道のツーリングはつまらないのでしない。誘われても断る。
痺れるV12サウンド。
ガヤルドも充分音が高いけれどムルシの12気筒は更にその上を行く。
耳の奥が痛いつんざく高音サウンド。
乗ってる人には聞こえないが。
ムルシエラゴから見たガヤルド。
緑色になってきた山に向かって走る。
途中に短いトンネルがある。ムルシエラゴの大絶叫を聞いて悶絶。
SA到着。
自分にはポンコツにしか見えないガヤルドだがムルシに乗る友人が見たところ
『中がしっかりしてる。』と。
個体差はあるにしろ、友人の乗るムルシは車内の軋み音が酷いと。
それに比べてガヤルドは軋み音が無い、おぉ!みたいな。
話していて気づいたのが、自分も友人もどちらも自分の音が小さいと思っている。
実際車内にはほとんどサウンドが入って来ず、運転の気持ちよさに直結しない。
音が小さい、、、と一緒にツーリングに行った仲間に話すと
『いやいや、半端なく響き渡ってるよ。』と過去に何度も言われている。
今日はムルシにのる友人が音が車内には全然響いてこないと話していたので、
『いやいや半端なく響き渡ってるよ。』と話したところだ。
どちらもサウンドが車内に入って来ない。
そしてどちらもこもり気味のサウンド。
低回転時は結構静か。でも回すと音量が激しく増すのはちょっとF1っぽい。
V10とV12。
合計で2時間も一緒にいないくらいの短時間散歩。
午後は別の予定があるのでこの位が丁度良い。
友人もムルシエラゴ自体の故障がとても多く、信頼性が低いのであまり遠くには出かけたくないと言っていた。話を聞いても燃料漏れのトラブル等、結構致命的な故障が多いので確かに怖い。
これはどちらもだがパーツも無いので壊れると大変(壊れやすいのに)。
自分の青春時代を彩ってくれたスーパーカーの魅力は今でも全く衰えていない。
が、維持し続けるのは当時よりもさらに大変になってるのは間違いない。
今後も定期的に動かしつつ元気に走れる状態を保っておきたい。