タバコとお金。
ある大学の研究によると喫煙者は非喫煙者に比べ自制心が低く、金銭感覚が弱い事が確認されたそう。
これは現実の生活の中でも見ていてわかる気がする。
お金持ちになりたければタバコとは距離を置く方が良さそうだ。
年収が高い業種になるにつれ喫煙者が減っていく
自分の肌感覚だが、年収が低い業種に従事する人ほど喫煙者が多く、高年収なホワイトカラーほど喫煙者が減っていくような印象がある。
過去に会った人でも肉体労働者の喫煙率は高め。バイク乗りの仲間でも土木関係の仕事をしている人たちは皆頻繁に一服を要求し、1日中タバコ休憩をしている。
対して塾の講師をしているようなバイク乗りの友人はタバコは吸わず、清涼飲料水も口にしない。
身近な人にも
『どうして自分はこんなにお金が無いんだろう、、、。周りの人はもっと自由に休日を楽しんでいるのに自分はそんな余裕もない。世の中は不平等だよね。』
とタバコを吸いながら話してくれる人がいた。
自分の目線は手元のタバコにしかいっていないのは容易に想像できるだろう。
自分はタバコは吸わないのでタバコがいくらかも知らないけれど、毎日吸っていればまぁまぁな出費になるのではないだろうか。
その上自制心を弱くし健康を害するのでは悲しい。
大学の研究でもタバコが金銭感覚を鈍らせることは証明されているようだ。
タバコは金銭感覚を鈍らせる!?
これから紹介するのは、ベルモント大学の研究です。この研究では、喫煙者・非喫煙者・元喫煙者の合計66名を集め、金銭感覚を試すテストを行いました。
テスト内容は「遅延割引」と呼ばれる方法。自制心をテストするときによく使われる手法です。
テストの結果、「喫煙者は、非喫煙者・元喫煙者と比べて自制心が低く、金銭感覚が弱い」ことが確認されました。喫煙者ほど目先の利益に飛びつきやすく、将来の大きな報酬のために我慢できないのだそうな。
昨今、先進国の間では「嫌煙ブーム」が進んでおります。なにせ、タバコを吸ってもストレスが解消されませんし、お金もかかりますからね。そのうえ、お金よりも大切な健康を損なうわけですから、嫌われるのも当然かもしれません。
あるじゃん(All About マネー)
やめれば金持ち体質に!?金銭感覚を狂わせる「貧乏習慣」とは
タバコを辞めると自制心は非喫煙者と同程度に戻るとも
現在タバコを吸っていても辞める事で自制心や金銭感覚は回復できるのだそうだ。
マナーを守って喫煙する分には喫煙自体はそこまで問題にはならないと思うのだが、自制心が弱いためマナーを守れる喫煙者が少ない事が問題だ。
以前観光地にツーリングへ行った時、子ども達が地域か学校の活動で道端のゴミやタバコを拾う活動をしていた。
それを見ながら吸い終わったタバコを地面に捨てているライダーがいた。
これでは話にならない。
こんな人が1人でも減る事を願うばかりだ。