お気に入りの宿にランクイン!
最近よく来ている草津温泉。
家から1時間30分ほどで来ることができ、町の雰囲気も泉質も大好きなので泊まりがけのお出かけと言えば草津温泉が多い。草津温泉にはいくつかの源泉があるが、今回向かう季の庭は珍しい源泉を2本引いている貴重な宿。
草津温泉の宿は源泉で選ぶ。エンジンで車を選ぶみたいなものだ。
出かける前から楽しみ。
湯畑から離れた大きくて新しい宿
草津温泉は多分、湯畑を中心としてそこに近ければ近いほど土地の価値が高そうだ。
しかし、湯畑周辺の宿は古くからの宿も多い。
昔ながらの温泉宿は好きなので古い事は悪い訳ではないのだが、それらの宿に多い特に気になる2点は以下の2つ。
①部屋にトイレなし
②全室喫煙可
である。部屋にトイレがなくて共同トイレだけだと、気軽さに欠ける。
部屋に風呂が無くてもいいからせめてトイレは欲しい。
そして、禁煙喫煙の部屋の区別がない宿が結構ある。
タバコが嫌いな自分にとって、タバコの臭いが染みついた布団や部屋で寝るのは、いい気分がしないもの。
禁煙希望だ。
以前、それを禁煙喫煙の区別が無い宿に相談したら
『気になるなら事前に灰皿撤去しますよ!』
と。
ありがとう、でもそういう問題じゃない。
今日泊まる季の庭は禁煙の宿だ。現代ではこれがデフォルトでないと困る。駐車場に車を停めて宿に。外観から見ても結構新しそう。
期待できる。
第一駐車場がいっぱいだったため、少し離れた第二駐車場へ。
かやぶき屋根の門を通って宿の玄関まで歩く。濡れないように玄関前まで屋根があるのは嬉しい配慮。
駐車場からエントランスまで距離にして50メートルくらいだろうか。
ちなみにエントランス前ではスタッフが待機しており、車を横付けして荷物を降ろして、駐車場に停めに行くスタイル。
ロビー。
チェックイン手続きを済ませると、スタッフが荷物を持って部屋まで案内してくれる。
面白いのがこの宿は床が全て畳敷き。部屋に置いてある足袋、もしくは靴下で施設内を歩く。
今日の部屋。入って右手にはトイレ、廊下を進むと。
水道、隣にグラス。
小ぶりな部屋。
ベランダがあり、全室露天風呂付。
温泉が出る!
和室の隣には寝室の用意。畳敷きの床にローベッドが2つ。
和のテイストが全面に押し出され、落ち着く。
手洗い場。
皿の水受け。
シャワー室の奥には半露天風呂。
部屋に入った時は栓が抜いてある。栓をして、温泉が出るボタンを押すとジャバジャバと注がれる。草津温泉を感じる安心の激熱の湯。
ベランダ。
床も掃除されていて、裸足で歩いていても黒く汚れない。いいね!
ベランダの椅子に座ってみた。
正面の木に停まっている鳥が
『ホー、、、ホケキョッ』
って。
天然の鳥のさえずりBGM。のどかな場所。
部屋にはアルコールウェットティッシュと何やら缶。
開けて見ると、、、
ゴマたっぷりの饅頭と和菓子。
冷蔵庫には水のペットボトルが2本とお茶のペットボトルが2本。
『ご自由にお飲みください』と。
それとは別に湯沸かし器と、急須やコーヒー豆、ミルなどの用意も。
旅行時にはいつでも持っていくバング&オルフセンP6。
どこへ行っても良音のBGMで過ごしたいのだ。
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そしてこの曲を流す。
モンハン3の秘湯を求めて。
これをリピートで流しておけばバッチリだ。
お湯が溜まってきた。この季の庭には2つの源泉があるが、客室露天風呂に注がれるのは『湯川の湯』という無色透明な酸性泉。
宿内の大浴場には『わたの湯』という貴重なお湯を楽しむこともできる。
お目当てはこっち!
満タンに温泉が溜まったので、かけ湯してお湯につかる。
めっちゃ熱い。温泉が出るボタンと水で薄める蛇口がある。あまり薄めると温泉成分も薄まってしまいそうなので、気合でそのまま入る。
大人1人が足を延ばしてゆったり入ることができる湯船のサイズだ。
木の窓は取っ手を持って左右にずらせば、完全に閉める事も出来る。
鳥のさえずりを聞きながら、部屋にある半露天風呂で自宅から持ってきた笑うセールスマンを読んでいた。
いやはや最高の贅沢。
部屋の風呂を楽しんだのでこの後は、貸切風呂や共同浴場を見に行ってみる。