我が家の最長老。
2023年の今年で20年落ちになる。7300日ほど前にイタリアでいい加減に製造された車だ。あちこちガタが来ているが何とかメンテナンスと日常の散歩で健康は維持している。今日も久しぶりに散歩に出かけたらなんと、高速乗った瞬間後ろからフェラーリが来たという話。
田舎では奇跡に近い遭遇率
都心部の富裕層エリアならまだしも田舎で同じようなスーパーカーに遭遇する確率は壊滅的に低い。だいぶ古いデータで見た時は地方ではランボルギーニのオーナーは10万人に1人くらいの割合だった。
今はもう少し増えているだろうがそれにしても圧倒的に少数な事には変わりない。
なんせここに住んでる自分が会った事が無いので。
対してフェラーリは車種も多いのでもう少しいるだろうけど、それにしても少ない事は間違いない。
今日はガヤルドで出かけて、いつも通り高速道路に乗ったら本線へ合流直後後ろにいたのはフェラーリ。
たまたま上がったランボルギーニとたまたま走ってきたフェラーリが並びになるとは田舎では奇跡に近い確率な気がする。
ただし残念な事に自分が乗ったICの次のICでフェラーリは降りてしまったので一瞬の出来事だったのだが。。
ところでガヤルド、なるべく動かそうと思い定期的に動かしているのでこまごました故障はあるものの概ね良好。致命的な故障はゼロ。
走る時も急の付く動作は控え、老人介護のごとく大切に乗っている。
高速道路に上がるとフロントの長い、絶対日本車ではないグラマラスなデザインの車が後方から走って来るのが見えた。
始めはマセラティのグランツーリズモかなと思ったけれど、追越車線に自分が先頭になって入り高回転まで踏み込むとピッタリ付いてきた。
その時にミラーで確認したらフロントボンネットに黄色の長方形のエンブレム。
ポルトフィーノだろうか。
次のICでフェラーリは降りてしまったが短い間2台並んで走ったので楽しかった。
やっぱり似たような車が走ってくると意識するので楽しい。
さようなら、また会う日まで。
その後は楽しさのカケラもないような右車線完封走行に続く。
急いでいる車は左側から縫うように走っていく。
右車線は70km/h台で登坂になるとCVTが悲鳴を上げるせいか、もっと速度が落ちる。
ゆっくり走るのは責めない。だから左側か一般道走ってくれ!!
70km/hなんてワシは1速じゃ。
SA到着。
部活かクラブか小学生くらいのスポーツクラブの子ども達が多くいた。
SA内の横断歩道で停まっていると沿道で子ども達の視線を感じる。
『あ!左ハンドルだ!カッコいい!!』
それはどうもありがとう。
私はDQNではないので、信号のない横断歩道を渡る人がいれば当然止まるし、その時に空ぶかしもしません。
帰りは快速で走る事ができて楽しい時間を過ごすことができた。
首都圏住んでいた頃は割とこんな事あったけれど、田舎だとほとんどないので久しぶりに楽しかった。
今日出会ったフェラーリにまた会えるといいなと思って帰路につきました。