時々出かけるロングツーリング。
ロングツーリングの定義こそ乗り手によって大きく変わってきそうだが、自分のようなへなちょこライダーだと日帰り200kmを超えたらロングツーリングだ。体力も時間も有り余っているが、子どもの面倒を見なくてはいけないのでそうそう家を空けられない。久しぶりにロングツーリングを楽しんできた後編。
軽井沢から鬼押しハイウェーを通って万座まで
ちょこちょこ現金払いの料金所がある鬼押しハイウェーという道がある。
有料なのと何となくめんどくさそうだったので今まで使っていなかったが、今回は初めてここを通っていた。
1日の限られた時間を有効活用できれば、、、と思ったんだ。
料金を払ってすぐの道はまさにお金を払っただけの価値があるまっすぐで素晴らしい道だったのだが、最初だけだった。
後はあまり道がキレイではない普通の森の中のワインディングだ。
こんな道が続く、、、。
と見せかけて前半のごくわずかな区間のみ。
後は特に景色がキレイでも何でもないワインディング。
途中退場も出来る道なので(途中で一般道も経由する)150円と350円区間だけ走って後は通らない、、、でも良さそう。
暑い夏は標高の高い高原ロードを走るに限る。
涼しくて気持ちいい。
このまま万座まで抜けた。
万座に来ると全体的に強い硫黄臭が漂っていて、温泉地に来た感じがする。自分はこの匂いは大好きだ。万座温泉を抜けて志賀草津道路へ。
春には雪の回廊があった道を通り過ぎて見晴らしの良い駐車スペースへ。
気温は18℃。メッシュジャケットで涼しいくらい。
奥が白根山(多分)。
モクモクと白いモヤモヤが上がり続けている。火口周辺の荒涼とした景観は独特で実際に見るとおーってなる。
ここが涼しいので35℃の下界に降りるのが億劫になる。
平日なので空いていて良い。
活火山感ある。
正面の道が雪が積もって雪の回廊になる。
さて、下山して草津温泉に向かう。
峠道の下りは手首に負担がかかるので結構疲れる。
白根山の火口の近く。
イメージしている火星の表面みたいな光景。
実際に見るとなかなかインパクトあるよ。
スイスイと下って草津温泉を目指す。
草津温泉は最近来てないけれど、以前は自分の庭のように良く来ていた。
長時間のワインディング走行で疲れ果てた体を休ませるために温泉に浸かる。
平日の日中に来たので誰もいない共同浴場。
誰も入ってないせいだと思うが、お湯が凶暴な熱さで爪の痛みから察するに45℃前後はあった気がする。
自分が入れる温度の限界だ。
45℃と46℃は100m走の10.00と9.99秒くらいの大きな開きがある。
また45℃前後は慣れてないとアツいというか痛い。
イテテテ、、、と言いながら入る。
爪の間に針を刺されるような痛み。
自分が入っている間に3人の観光の方が入浴に来たけれど、誰もお湯には入れず皆かけ湯だけして出て行ってしまった。
ゆっくり入って疲れを取りたかったが、熱すぎて熱湯コマーシャル状態。
何秒入ってられるか、、、。
しかし草津温泉に浸かった事でHPが大幅に回復し、帰路についた。
帰りは榛名山のレーシングロード裏榛名を駆け上がる。
大幅に時短して自宅へ。
自宅に到着してお迎えに出て来た娘にお土産の温泉まんじゅうを渡して、家に持って行ってもらう。
その後は洗車してバイクの汚れを落とす。
本日の走行距離は242.8km。
16:34でも33℃。
ほとんど下道で走った距離なのでまずまずなロングツーリングだ。
クラッチを握り続けた左手がぐったりなので数日は休息が必要だが、また高原ツーリングに行きたいと思う楽しい時間を過ごす事ができて良かった。