走れるのは早朝のみ。
今年はここ何年かで一番暑い夏だと聞いた。
たしかに毎年暑さを更新している気がするが今年の暑さは去年を超えている気がする。去年の暑さを忘れている事もあるが。
朝早くに目が覚めたのでハイウェイキングのエンジンに火を入れ、標高の高い榛名山へ向かって走らせた。
今年初めての早朝出発
自分以外の車好きな人の話を聞いていると、空いていて涼しい早朝のうちに趣味車で出かけるのは極々ありふれた事のようだ。だが、朝早く起きられない自分にはなかなか難しい。たまたま目が覚める日があればその日に出かけようと思っていたのだが、今日がまさにその日だった。
朝5時台に目が覚めたので少し考えてそのまま出かける事にした。
行先は男根岩で有名な榛名山。
迷ったらここ以外行くところはないだろう。
標高が高い場所の方が涼しいし、道中の信号も無いので走りやすい。
それにしても最近の日中の倒れそうな暑さとは違い、早朝は快適で涼しい気温。山の麓に向かうまでの市街地で多くのバイクとすれ違ったが、日中の暑い中を避けて早朝に走るライダーは正解だろう。
山のワインディングロードに到着。
後ろから超高速で慣れた車やバイクが上がってくるあろう事を警戒してミラーをよく見ていたが、登りきるまで誰も来なかった。
良かった。
コーナリング時、前回来た時より深く寝かしてみたけれど意外とステップはあたらない。傷つけたくないので恐る恐るバンク角を深めてみた。
湖畔に到着。
駐車場には多くの車が停まっており、バイクや趣味の車が多数見える。
到着したのは確か7時過ぎ。
既にこんなに賑わっているとは、、、。
みんな早起きだな!
さわやかな朝、湖をバックに写真を撮る。
最近はウィンドスクリーンを外したまま。
虫がついて汚れるので掃除が大変だし無い方が風が感じられていい。涼しいし。
最高なのはこのサイドバッグで、バイク用ではない普段車で持ち歩くサイズのトートバッグ等がそのまま入る。カメラもお茶も着替えもその他色々も、何でも入れられるのでこれはこのバイクの凄く良いところ。
バッグも何もついてないバイクはカッコいいけれど、持ち歩く書類や道具を考えると絶対にあった方が便利。
最近のツアラーモデルは当時標準でついていたシーソーペダルの踵側がオプション化された。自分はオプションでシーソー化したのだが、頻繁にシフトチェンジする峠道では踵側ペダルを使わない方が楽。
だから、無くなった理由はわからないでもない。
あってもいいけれど。
後ろでも乗ってきたスポーツカーを湖の前に停め、写真を撮っている人がいた。
いいね!
自動車愛が伝わる。
広い駐車場へ。後方には信号機カラーのスポーツカー達が並ぶ。
暑すぎて近場をぐるぐる走り回っているだけなので、もう少し大人しい気温に成ったら遠くへも出かけたい。
総走行距離は300kmを超えた。
帰りにガソリンスタンドに寄ったのだが満タンにするとメーター内に概算走行可能距離が表示される。その数値がなんと『520km』。
バイクで満タンで520kmも走れるのか!!
凄いな!
S1000RRは200kmかそれを下回るタイミングで給油ランプが点く。
遠くに行くときは頻繁に給油しなくて行けないので億劫になるんだ。
秋までに慣らし運転を終えてハイウェイキング初のロングツーリングに備えたい。