熱い夏がやってきた。
自分が子どもの頃はここまで夏は暑くなかった。
ここ最近は暑いなんてもんじゃない厳しい暑さが続く。そんな日の早い時間にガヤルドで農道ツーリングへ行って来た。
複数台所有の理想と現実
車とバイク、欲しい物ほとんど全てを我慢しなくてはならず何も買えない時代を経て、いくつか同時に所有する事は出来るようになった。
当時のイメージだと
”今日はどの乗り物で出かけようかな!”
と目的地や車を考えながら朝に思案する幸せなイメージを持っていたが、実際は全然違った。
何に乗ろうかなではなく、順番的にどれを動かさなくてはならないか。
経験上、乗り物の調子を保つためには定期的に動かしてあげる事が一番だと思っている。
そのために長期間放置しっぱなしにならないように順番に動かしているが、暑かったり寒かったり雨だったりすると乗れる日自体が限られる。
そして子どもが生まれたことでさらに自分のために使える時間は減る。
前回ガレージに乗り物をしまった時には次に動かす乗り物がほぼ決まっている。
順番的にはコレ。もう1カ月以上動かしていない。
で、ガヤルドの順番が回ってきた。
日中は午後になると40℃に近い気温になるので午前中の涼しい時間に動かすことにしている。
高速道路をのんびりドライブ。
街中を法定速度で走っているだけだとただ疲れるだけ。
音も聞こえないしクラッチを踏む足は疲れるし車内は風が入らず暑い。
高速道路に乗ってアクセルを踏み込み、回転数を上げる事により本来の生き生きとした走りとサウンドを楽しめる。
それにしても色々ガタが来ているところはたくさんあるものの、走りはまだまだ第一線でいける力強さがある。
自分で乗るまでこの頃のランボルギーニもまだ『見た目はカッコいいけれど走りはいまいち、、、』な部類に入っていると思っていた。
とんでもない。
力強く加速してもぴったりと安定しているところや、しっかり減速できるブレーキの安心感は高く、ちゃんと走る車として仕上がっている。
正直これは予想外だった。
ただ、楽しいと思える速度域がやや高め。
ずっと言い続けているが一般道や郊外の道路を法定速度で流しているだけで充分楽しい、、、なんてことは絶対に無い。
SAで休憩後いつもの農道へ。
一般道は走っていて全く楽しくないが、せっかくキレイな景色なので写真を撮る目的で走らせた。
写真を撮っているとトラクターが。
普段まじまじと見る事はないトラクターだが、タイヤ大きいしゴツゴツしていてこっちの方がよっぽどスーパーカーっぽい。
のんびりと農道を走った後は今朝収穫された野菜を買って帰路につく。
平日はどこも空いていて良い。
高速道路も右車線譲らないマンに遭遇する事も無く快適に走る事ができた。
さて、ガレージに戻り次回動かさなくてはいけないのはVFR。乗りたいのはハーレー。
暑さで倒れないように出かける日は慎重に選びたい。