基本的に下道はあまり走らないけれど。
所有しているバイクのS1000RRもガヤルドも高速道路でこそ真価を発揮するタイプの乗り物だ。だからその走り方が自分の体にも定着していて、趣味の乗り物に乗るとオートマチックに高速道路の入り口に向かってしまう。しかしこのCD1100EXはそんな両車とは違い、下道のんびりツーリングが楽しい全然違うタイプのバイクなんだ。
高速道路は風圧がきつ過ぎる
カウルレスのバイクで走る高速道路の風圧は尋常ではない。
のんびり速度で走っている分には全く問題ないけれど、ある程度流れに乗って走ろうと思うと強烈な風との闘いになる。
快適&楽しい走行からはかけ離れてしまうので、高速道路はのんびり走り下道を楽しむのが良し。
峠道も走って楽しいけれど、峠道は自宅からは遠いし週末となれば混んでいる道が多い。観光で来ている車も増えるので好きなペースで走れない事が多いし、最近好んでは行っていない。
週末は少しだけ自由になる時間が出来たので、オール下道で遊んでくることにした。
目指したのは榛名山、、、の麓にある珍宝館。
走行中は多分周りには聞こえていないだろうけれど、乗っている本人には結構迫力のあるサウンドが届く。
周りには静かで自分には迫力あるエンジンサウンドなんて最高にエコだ。
ガヤルドは周りには煩いが本人には静か。
ドロドロ系の排気音を聞きながらのんびり。
珍宝館到着。
珍宝館 愛でれば性春 ボケ・介護の心配なし 詠み人館長
素晴らしい。
館内に寄っている時間は無いがいつかは寄ってみる必要があるだろう。
魅力的な施設だ。
是非とも北関東旅行の際は、旅の目的地の候補に入れてもらいたい。
ここから榛名山方面に向かうとラブホ街もある。
珍宝館→ラブホ街→榛名山の男根岩でお祈り。
この流れで完璧だ。
バイクに乗るのは癒しの時間
実際にうつ病や引きこもりだった人がバイクに乗り始めた途端、体調が改善したり性格が前向きになった人がいるようだ。
乗り味がハードな木馬系のSSは結構ハードだが、このCBのようなバイクに乗っているとその気持ちがよくわかる。
天気が良い日に軽く流していると、目の前の景色が流れる露天風呂に入っているようなリラクゼーション効果がある。
これは車では絶対に味わえない感覚だ。
考え事をすることもあるし、何も考えずにバイクとの対話を楽しむ事もあるけれど、基本的に前向きな気持ちになる傾向がある。
勿論事故に気をつけないといけないけれど、旅が好きな人であればきっとハマりそうな素晴らしい魅力を秘めているのが二輪車趣味だ。
免許を取らねばならないのがハードルだが、興味ある人には乗り超えてもらい是非自由の切符を手に入れて欲しいと思うぞ。