高速道路以外は一切楽しくない車。
冬の時期はスーパースポーツの楽しみは半減どころか90%減になってしまう。バイクと同じ扱い。特にこの前期ガヤルドMTは一般道の走行が苦痛しかないので、塩カル散布期間が終わるまで時々動かしながら春を待つのである。
ガレージで眠るガヤルド
自宅にある乗り物は全てバッテリーチャージャーに繋がれてバッテリー上がりを防止している。ガヤルドももれなくだ。
実用性ゼロの100%趣味の車なので雨の日雪の日は出さないし塩カルが撒かれている場所へもいかない。暑い日は乗らないし渋滞のある場所へは行かないので車好き以外からは理解不能な乗り物のはずだ。
それにしても春まで放置しておくとただでさえポンコツ車なので、いよいよ本格的な不動車になってしまう可能性大。
2~3週間に一度くらいのペースで高速道路を走らない時期でも楽しくない街乗りをして運動させてあげている。
寒冷時は温まるまで各機関が恐ろしく渋く、ギアが動かしづらいどころの話ではない。
動かない。
エンジンを始動してから20分位はニュートラルに入れると他のギアに入らなくなる恐れがあるため、1速のままどれだけ長い信号待ちでもクラッチを踏み続ける。
先日15分位走ってもう大丈夫だろうと信号でNに放り込んだところ、青信号になって発進したいのに1速に入らず。数回トライしても跳ね返されてNに戻ってくるのでこういう時用の2速発進!!、、、も不可(涙)
一度Nに戻そうとも、ダブルクラッチしようとも、別のギアから移動しても、半クラにつないでから変速しようとしても無理。このままだと大渋滞を作ってしまうので3速で行くか!!と3速発進にチャレンジしようとしたが3速もダメ。
跳ね返されて入らない。
このポンコツが!!
寒い時期の街乗りなんて毎回こんな感じ。思い返せば360モデナのMTも暖まるまで2速に入らなかった。ガヤルドは1~3速まで入らないのでやや難易度が高い。
そんな訳で街中での走り始めは全部1速で走ってる。
迂闊に変速すると元に戻れないので。
理論上100km/hまでだったら1速で足りる。
ポンコツギア。
上記は完全に入っている状態。この数ミリ手前で超強力な極太ゴムで1速側に引っ張られているような反発があり気合が必要。
これが暖まると何事も無かったかのように変速できるし、高速道路で100km/h以上で走っているときは全ての抵抗が無い。
100km/h以下では走るな!!
車にそう言われているようだ。
そして5,000ccもあるのに発進時のトルクが細すぎるので、アクセルを意識して開けて行かないとエンストする。視界も悪い。
上記の理由から街乗りが苦痛でしかない。
信号待ちでクラッチを踏み続けてプルプルしていると高いところからのぞき込まれる。
迂闊に鼻をほじる事も出来ない。
車が好きな人はいいなぁー!と思って見てくれる人もいるかもしれない。
かつての自分もそうだった。
全然良くないから!!街乗りは特に。
高速道路は最高。ただし、冬の高速道路は雪があったり塩カルが撒かれているのでしばらくは乗らない。春までは大人しく待っていようと思う。
今年の冬はこんな感じで越冬中です。