アイコニックなウィンドシールドを外す。
ハーレーの、特にツーリングモデルは正面から走ってくると一発でわかる。が、具体的に何のモデルかを把握するのは難しい。それが一発で可能になるのがこのハイウェイキングのウインドシールド。下半分がボディと同色に塗られているので一目瞭然だが、大きい分風も遮ってくれ暑いという問題が起こる。
今日は外してシンプルな見た目にして走ってみた。
変わらない事の魅力
車は20年の歳月を経て大きく変わった。
中身もさることながら見た目が全然違う。滑らかなデザインになったり威圧感重視のつり上がった目になったり、欧州車の真似をして全ての国産車がテールを一本にしたり。
20年前の車両と現代の車両を見比べたら自動車に興味が無い人でもどちらが最新モデルかわかると思う。
それに比べハーレーはわからない。
自分は好きだけど遠くからどっちが新しいモデルかと聞かれても、わからないモデルが多い。
見た目だけではなく乗車フィーリングも似ている。
当時はハーレーと言えばこんなイメージだったが、現代のハーレーに乗ってみると全然違って、、、何てことはなく、当時イメージそのものだ。
匂いも変わっていない。
変わらないためにいろんなところを改良している事がわかる。
見た目もほとんど同じだし地味にハイテク装備が追加されているが、そこまでハイテクではないし言われれば気づく程度。
オートクルーズやデジタル時計や回転数表示の変更、トラクションコントロールなど。
排気量も約2000ccとなり当時からすれば驚くほどパワーも上がっているが、あくまでハーレーとすればの話。
重すぎるので十分遅い。四輪換算で230~240馬力程度。
ウインドシールドは高速走行には便利だが一般道をのんびり走るうえでは心地よい風も遮ってしまう。
ハーレーFL系のウィンドシールドはワンタッチで脱着できるので外して走ってみた。ちなみに取り付け方も取り外し方も20年前と同じ。
木陰の駐車場で休憩。
シートが高いので信号で停まるたびにビビる。走りだせば快適。
最近でこそコルベットも右ハンドルを出したり日本向けに製品を作ってくれるようになったが、ハーレーはまだアメリカ人仕様感が強く日本人には体系的に合わない所が多い。
ハンドルが遠い、シートが高すぎる。ブレーキやクラッチペダルも遠い。
スポーツバイクのように俊敏な操作が求められる訳ではないので大丈夫だが。
洗車して磨きたいが何処も汚れてないのが悩み。
ウインドシールドを外して走ると風が心地良い。
高速道路をハイスピードで走らない限り、ない方が気持ちよさそうだ。
夏のバイク乗車時には風が当たる事で体温を冷やすようなシャツを着て出かけるが、風が当たらないと暑い。ウインドシールド無しで走ってようやく効果を感じられる。
左右のケースの中。MADE IN USA。
ハーレー契約時にサイドスタンドの下に置くアイテムを貰ったのでガレージで使用。
これでガレージの床を400kgのピンポイント負荷から守る。サイドスタンドも美しいハーレー。
さてウインドシールド無しで走ってみたハイウェイキング。
一般道を走る時はウィンドシールドが無い方が快適だった。また寒い時期になったり高速道路を使って出かける時には取り付けて出かけようと思う。
欠点があるとすればオープンカーと違い旅の途中で脱着出来ない。(しまう所が無い)
出かける前に今日はフロントガラス有りで行くのか、無しで行くのかという選択を迫られる。