変わりやすい夏の空。
気温が高かったり台風が来ていたり、あらゆる天候急変のリスクはあるがそんな事では怯まないのがバイク乗り。
天気予報を見て雨が降り出す前に帰ればればいいだろうと出発して、道中に豪雨に打たれたハイウェイキングツーリング。
スポーツバイクとは全然違う運転感覚
スポーツバイクはその名の通りスポーツ性能に特化しているので、ある程度快走できるところでないと終わる。
走る、止まる、曲がるの基本性能が高いのでそれを堪能できるようなシチュエーションが得意だしライダーも楽しい。
これが打って変わってハーレー、ハイウェイキングになると車重が2倍の400kg級になるので戦艦級の鉄の塊を動かしてる感が半端ない。
どこへ目線でリードしようとも捻じ曲げて行かないと曲がらないが、その重量級の車体故、風が吹こうとトラックが通り過ぎようと都度グラッと来ることは無し。
抜群の安定感を持って前に進み続ける。
例え前に急カーブが迫っていようとも、前に進み続ける。
納車直後に運転したハイウェイキングは普段乗っているスポーツバイクからはあまりに劣る動力性能に
『のんびりドライブを楽しむ事以外に用途がなさそうなバイクだな、、、。』
と思っていたが、少しずつ距離を重ねていくうちにハーレーの魅力を再び再認識することができた。
当然だがスポーツバイクに比べてどうではなく、頭を切り替えて楽しむ必要がある。
昨日雨が降ったので少し濡れている路面。
ヘッドライトが木漏れ日を反射している。法定速度で走っているだけでも気持ちいい。低いギアにして回転数を高めにすると音が良く聞こえる。
トンネルに入ったらフォグランプ点灯。
またこのフォグランプのスイッチが遠いんだな。
ヘアピンカーブは苦手だがそこまでRがきつくないコーナーであれば割といいペースで走る事ができる。最近の大発見。
ちょいと休憩。
停まると暑いので短時間休憩してまた出かける。
先日購入したアライのジェットヘルメット最高に良い。メーター見づらい問題も解決したし、視界が広くてよりのんびりドライブを楽しめる。
信号で停まっていると股下の2000cc近いエンジン熱で股間が発火寸前に。
極力信号のない、山奥の道ばかりを選んで走る。
アメリカンなBGMを聞きながらドゴゴゴゴって走ってると、もうそこは完全にハーレーの世界。
スポーツバイクでは一瞬で通り過ぎる道でも、ゆっくり走るので景色を堪能できる。
喉が渇いたのでラーメンを。
ラーメン屋がすべて悪いわけではないが駐車マスを乗り越えて停めたりする民度の低い人が多いので(特に田舎ほど)注意が必要。
食後に気分よく山を快走していたら段々雲行きが怪しくなり、、、。
雨!
ハイウェイキングで初の雨に降られる。
写真ではわかりづらいけれど、結構な雨量でジェットヘルメットだと雨粒が痛い。
これは帰って洗車しないと。(明日以降)
それにしても雨が降っていても危ない事も無く、安定感ある走りで峠道を走行して戻って来る事ができた。
スポーティーな走りを求めたらそりゃ車重からしても無理だが、ハイウェイキングにあった走りをしてあげれば最高に楽しめる相棒になってくれることがわかった。
車で言うと大排気量SUVかトラックみたいな感じ。
鏡面仕様に磨き上げてあるので雨に降られたのは残念だが、また次の機会にキレイにしてあげるからな。