色々なところで感じる縁。
自分は何か特定の宗教などを信仰してるわけではないし、迷信とか願掛けとか一切信じないタイプだ。納車日や記念日も仏滅もキリスト滅も知った事じゃない。天気がいいか悪いか、それだけだ。そんな自分でも経験上”縁”についてはこれはあるな、、、と感じている話。
自分に縁のない物はどれだけ追っても手に入らない
経験上、自分の元に来るべきものは自然な形で出に入る。特段無茶や苦労をしなくても、、、だ。
反対にどれだけ恋焦がれても自分に縁のない物は手に入らない。
そういう時は無理して追わない事にしている。
自然な流れで手に入らないものは後になって問題が発覚したり、相性が悪かったり程度が悪かったりと様々な問題が起こる。
ずっと昔、10年以上前だ。
中古車サイト見ていたら欲しい車があってとんでもなく遠方だったが欲しい度MAXだったので勢いで問い合わせしてみた。
話はトントン拍子で進み、自動車ローンの申し込み。これがとても難航。
全然審査通らず。様々な条件付きでようやく通ったと思ったら本契約前に、走行に重篤な問題をきたす故障が発覚。
修理するのに遠方の販売店は購入した後に自分の知り合いに直してもらってくれと。
『腕のいいお店なら50万円~くらいで直せるとは思うけれど、、、。うちでは直せない。ただし、そんなに大きな問題ではない。』
という。
幸い知人に詳しいメカニックがいたので症状を伝えて聞いてみたところ
『それ多分200~300万円位かかると思うよ。自分ちで直せない時点で大きな問題じゃない(笑)』
と教えてもらったので、内外装、走行距離と申し分ないように見えた車だったが断る事にした。
すると向こうは300万円値引くから何とか、、、と。
もうこの時点で信用できん。
他にももっと色々あるかもしれない。
欲しいけれど手に入らない時はこのように、いろんなところで外部からブレーキを踏まれまくる。自分の経験上この流れの時は初期の段階で深追いしない事にしている。
VFRとガヤルド
先日購入したVFR800F。
バイクマガジン読んでいて
『ホンダの希少V4エンジンもついに生産終了!〇〇のようなフィーリングは最高でこの官能性は今後2度と新車では味わうことが出来ない、、、。』
なんて記事を見てめちゃくちゃ興味が出て来た。
以前からチェックしていたバイクではないのでそれから調べてみたら、どこも注文受付終了で程中古車もあまり無さそう。
だからダメ元で先日CB1100EXを購入したホンダ店に連絡してVFR800Fにめちゃ興味があるのだけど、どこかに余ってるのとか手に入らないかと聞いてみたんだ。すると
『うちに新車在庫1台ありますよ!』
これで翌日に契約。
昨日雑誌を見て興味を持ったバイクは翌日には自分のモノになった!!
自分が契約した2日前に同じくVFRを見に来て購入するかどうか1週間考えたい、と帰って行ったお客さんがいたそうで。
これは自分の経験上、自分の元に来るべきバイクで縁があったバイクだ。
ガヤルドの場合はまた違うがこれもまた縁だ。
懇意にしている車屋さんに程度の良い360のMT、チャレンジストラダーレ、ディアブロ、ムルシエラゴMTが入ったら買いたいと伝え探してもらう事2年以上。
全く条件に合う出物は無し。
入って来る車はあるけれど、程度が悪かったりオートマだったりでオススメ出来ないと。
そんなある日に車屋さんから連絡がきた。
希望のモデルではないけれどオススメ出来る個体が入った。それがガヤルド。前期のNAで高音が出てMT。好みの年代、音質(前期ガヤルドは音が高い)、運転感覚等は近いのではないかと。そして低走行のディーラー車。
”ガヤルドが欲しいなんて一言も言ってないが、、、”
という気持ちも心のどこかにあったはあったけれど、自分の好みを知ってくれている車屋さんがオススメと言うのだからそれに乗ろうと購入したのがガヤルド。
これは自分にガヤルドが縁があって来てくれたと解釈している。
今ではノントラブルで人生にスパイスを与えてくれている良き相棒になっている。
相手が人でも物でも同じ
相手が人であろうとモノであろうと、一緒にいるべきではない人は自然に離れていくし来るべきものではない物は来ない。
だから初期段階でいまいち嚙み合わないと思ったら深追いしない事にしている。
信仰心なんて微塵もないけれど、この縁って言うのは何かあるような気がしている。