魅力的なホンダのバイク。
日本では二輪車に興味ある人はそこまで多くない。
しかしこれは本当に勿体ない事だ。何せ最高峰レースのMotoGPでも日本メーカーが大活躍しているし、世界最高レベルの技術で他を圧倒する事も少なくない。そんな日本製バイクの原初の姿をしているCB1100もいよいよ生産終了。
これ、乗った事あるけれどとってもいいバイクなのよ。
レトロスタイルのCB1100の魅力
何と言ってもこのバイクの魅力はそのデザインだ。
誰もがイメージするであろう『THEバイク』な見た目をしている。
ちなみに自分は特別ホンダレトロバイクファンではないのだが、このバイクに出会ったのは何年も前の話だ。
見た目がクラシカルでオジサンが乗るバイクみたいな格好しているこのバイク。どうせ遅いのだろうとショップの人に勧められるがままに乗ってみた。
第一印象は『早っ!!』である。
見た目から想像していた加速とは全然違い、立ち気味な上半身がグッと後ろに持って行かれた。そして高回転まで回すと、回した分だけ素直に加速力が増していく、まさに教科書通りの走りとエンジンだった。
勿論、現代のスーパースポーツと比べれば絶対的な加速力は劣る。
しかし、舐めてアクセルをワイドオープンすれば思わず声が出るほどの加速力は簡単に見せてくれるバイクだった。
乗り心地も良いし、充分に速いがあまり飛ばそうと思えない。
しなやかな乗り味は、ずっとこのバイクを走らせていたいと思う。バイクの姿もレトロだが、乗り味もまたバイクに乗り始めた頃を思い出させてくれる素晴らしい走りだった。
以来ずっと気になっているものの、他にも気になるバイクが100台位あるのでなかなか購入には至らず。
そんなCB1100も生産終了のアナウンスが流れ、いよいよファイナルモデルの登場となった。詳細は以下の通りだ。
本田技研工業は2021年10月8日、大型ネイキッドバイク「ホンダCB1100」の特別仕様車「CB1100 EXファイナルエディション」「CB1100 RSファイナルエディション」を発表した。同日から同年11月30日までの期間限定で予約の受け付けが行われ、CB1100 RSファイナルエディションは同年10月28日に、CB1100 EXファイナルエディションは同年11月25日にデリバリーが始められる。
2010年3月にデビューしたホンダCB1100は、伝統的なスタイリングと大排気量の空冷4気筒エンジンを特徴とするオートバイ。今回のファイナルエディションをもって、およそ11年半にわたるモデルライフを終えることになる。
このうちCB1100 EXファイナルエディションには深みのある赤の「キャンディークロモスフィアレッド」と、ベーシックなたたずまいを醸し出す「ダークネスブラックメタリック」の車体色を設定。前後フェンダーをクロームメッキ仕上げとすることで、トラディショナルなイメージが強調されている。
スポーティーなネイキッドスタイルを特徴とするCB1100 RSファイナルエディションの車体色は、「マットジーンズブルーメタリック」と「マグナレッド」。前者にはブラウンのシートとブラウンゴールドのホイールが、後者にはブラックのシートとブラウンゴールドのホイールが組み合わされる。
また両モデルとも、燃料タンク上面に「Final Edition」の文字をあしらった専用ステッカーが添えられる。
価格は以下の通り。
CB1100 EXファイナルエディション:136万2900円
CB1100 RSファイナルエディション:140万3600円
(webCG)
「ホンダCB1100」の最後を飾る「ファイナルエディション」登場
二輪も四輪もファイナルモデルが続く
現代では自動車は電気自動車への移行期間にあり、各社様々なファイナルモデルを出している。欲すればいつでも買えたものが、今後は購入できなくなってしまう寂しさがある。
さて、今買わないと今後はもう買えないかも、、、っていう物が大量に出現し過ぎて困っているところ。
特に中古車などバブル感全開な価格設定だし。
落ち着いて本当に欲しいものを買い逃さないよう見極めていこうと思ってる。