比べる事で両者の魅力がよくわかる。
先日納車されたCB1100の慣らし運転のため、バイクに乗れるタイミングでは毎回CB1100を動かしている。ガレージで絶賛充電中のS1000RRもいよいよ前後タイヤに蜘蛛の巣が張り始めたため、今日は夕方の空いた時間はS1000RRを動かした。
午前中CB1100で午後はS1000RR。
全然違うバイクの性格に驚き。
走る露天風呂のCBと走る三角木馬のS1000RR
CB1100は快適だ。
バイクの理想形と言っても良い素晴らしいフィーリングと乗り心地を持っている。ここの所ずっとCB1100で遊んでいたので久しぶりにS1000RRを動かすことにした。
ちなみに午前中はCB1100を動かして100kmほど慣らし運転に出かけている。そして午後には乗り換えてS1000RRで出かける。
今までS1000RR一台しか乗っていなかった頃は何とも思わなかったけれど、久しぶりに跨ると改めて思うのは、ハンドルが遠くて低い事。
エンジン始動せず、ただハンドルに掴まっているだけでみるみる体力を奪われていく。
前かがみになっているので視界も狭いが、走り出せばバイクが軽く全ての動きが軽やか。
見ている方向に向きを変えていくし、加速減速もスムーズ。
いや、スムーズなんてもんじゃない。速過ぎる。
これに乗った後に500馬力のガヤルドに乗ると遅すぎと感じるほどS1000RRの加速は速過ぎる。
この尋常ではない動力性能こそがまさに非日常体験だ。
0-100km/h加速2秒台、0-200km/h加速6秒台は生身の体で体験すると尋常ではない。
空いている田舎道を快走する。
このバイクに乗ると長い直線が存在しなくなる錯覚が起こる。遠くまで続く長い直線もアクセルを回した数秒後には目の前にコーナーが現れる。
そして乗り心地は硬い。
バイク自体が相当スピードを出した時にピタッと決まる仕様になっているためだ。
自分のような素人が乗るとそこまで引き出すことは出来ないので、力の片鱗を味わって満足している。
もうすぐ10年になろうというバイクだが、スタイルの良さは色あせない。
もう一台のCB1100EX。
このバイクものんびりバイクな顔していても回すと結構なスピードが出るモデルなんだ。バイクは軽いので全体的に速い。
二輪車のベストシーズンは短い春と秋と2シーズンだ。
自分は暑がりなので夏は無理。
冬は凍結してたり雪が降ったら危ない。塩カルも困る。
最近の悩みはもはや春と夏がないんじゃないかって位短い事だが、ようやく訪れつつある秋のベストシーズンに少しでも多く楽しんでおこうと思っている。