結局のところ深く関わらないのが一番。
相手の事ばかりが気になる人が多い。こういう人は決まってクレーン車が無いと届かない程、自分を高い棚へ上げている。相手に変化を求める事の無意味さと自分が変わった方が早くて確実な理由について。
相手に変化を求める人の傾向
しばらく前に100円寿司に行ったのだ。
その時、斜め前のテーブルの初老の夫婦が
『豚汁の具がいつもよりも少ない!!金を払ってわざわざ来ている客に対して何だこれは!店長を呼べ!!』
と大声で怒鳴り散らしていた。
暇だったので見ていたら、その後店長か誰かわからないけれど、違う人が来て延々と平謝り。
大声で大騒ぎして、新しい具だくさんの豚汁を無料でもう一杯貰い、事なきを得ていた。
店員さんには同情しかない。
また別件だが、あるパートのおばちゃんは同じパート先で働く他のパートスタッフが仕事が出来なくて、毎日イライラするのだという。
結構他人に厳しいタイプの人なのだが、言われている相手の人は何も言わないのだそうだ。
他の人が自分の思うように動いてくれないので、イライラして仕事がはかどらないそう。
ひたすら自分の感情と要求を相手にぶつけ続けているそうなのだが、端から見ていてどう思うだろうか。
そんなに嫌なら自分が辞めればいいのにと思うのだが。
相手に変わって欲しくて大騒ぎする人って、言葉を選ばずに言うと、残念な人が多いように見える。
100円寿司はご存知の通り国内最安値の寿司チェーン。
そこで質に対して文句を言うのであれば、もっと高いお店に行けと思う。
ランチで数万円払ってるのであれば不満な料理が出てくれば、文句の1つも言いたくなるのはわからないでもない。それにしたって、嫌なら来なければいいだけの話だ。
相手は変わらない、自分が相手にあわせて変わる
相手は変わらない。
そして、そもそも変わる必要もない。
自分が変わりたいと強く思わなければ、人は変わることは無理だ。
・サービスに満足できないお店があれば、そのお店に行くのを辞めよう。
・関わってもうまく連携が取れない相手がいるのであれば、関わるのを辞めるか最小限の関わりで済むようにしよう。
・相手に苦手な事があってうまくできなければ、相手に出来るようになる事を強要する のではなく、自分がサポートしてあげよう。
他人は変わらない、どんなに言っても。
だから自分が相手に応じて変わった方が早い。
これが大切な人だったり、身内だったりすると口うるさく言いたくなってしまうのだけどね。
でも、グチグチ言われるのは相手もたまったものではない。
豚汁の具が少ない事が気になるのであれば、豚汁の具が多いお店にいけるようにもっと稼げばいいだけの事だ。
もしくは自分で作れ。