鼻くそほじりながら読んで欲しい。
毎年アップデートされる、婚活女性が求める『年収〇〇万円の普通の男性』シリーズ。
勿論理想を言えばキリが無いと思うのだが、現実を見ることは大事になのである。
普通の男性シリーズの最新版。
極めて高水準な普通の男性像
”普通”という言葉は個人の価値観が押しつけられがちである。
その普通はあなたの生活環境においての普通なのであって、普遍的な普通ではない。
そんな普通という言葉だが、年々女性の婚活市場において普通のレベルが高くなっている。もはや、400馬力ではスーパーカーと呼ばせない、というほどの勢いである。
世の中の男性もこれに対応するためにはNAでは不可能に近い。
全員ツインターボ化しないと。
さて、まず以下の話を見て欲しい。
12月にもこの内容を扱った放送がされたそうで、物議を醸しだしたのだそうだ。
自分は番組は見ていないが、内容は大体想像はついた。
そして、想像通りだった。
12月9日放送のTBS情報番組「グッとラック!」で紹介された「普通の男」像が大いに物議を醸した。
いわく、
・ジム通いをしている。
・都内在住の場合なら年収500万円以上。
・鼻毛が出ていない。
・ヒゲが整っている。
・爪が整っている。
・美容室は月1~2回。
・化粧水をつけて就寝。
炎上した最大のポイントは、「見た目は、星野源“で”いい」というもの。
「“で”いい、とは何様だ」と、星野源ファンの同性の女性からも非難の声があがったという。
こうした婚活女子の言う「普通の男」問題は、定期的にあらわれる風物詩のようなもので、過去にもあります。以前は、「年収500万円以上、大卒、正社員、長男以外、清潔感がある、常識やマナーがある」というのもありました。この時も「長男以外?」というのが話題になっています。これは、多分、相手の親との同居が嫌だという意味なのでしょう。
「年収500万円の星野源似」を"普通の男"と考える婚活女性の悩ましさPRESIDENT Online
普通の男性はみな結婚している
どうだろうか。
笑ってしまう人もいれば、中には『意外と理想低いのね、こんな人どこにでもいそうだけど。』と思う人もいただろうか。
独身研究家の荒川氏曰く、
『そもそも普通の人とは、婚活などしなくとも”普通に出会い、普通に結婚”していきます。その実数は1980年代から全く変わっていない。つまり婚活の場にいるという時点で、実はもうあなた自身が”普通ではない”という自覚を持った方が良いのではないでしょうか。』
おっと、これは強烈なカウンターパンチだ。
おっしゃる通り!!流石!
結婚相談所でも仲人さん達がよく聞く言葉があるのだそうだ。
それがこれだ。
『高望みはしません。普通の人でいいのです。』
この言葉を受けた仲人さんは言葉に出さずとも、こう思うのである。
『ここに普通の人なんていません。普通の人はここに来るまでもなく結婚しています。』
本当にそういう事だよね。
相手にばかり求めるのではなく、自分がまず現実を受け入れる事。
これが結婚への第一歩のように思えてきた今日この頃。