人と人が作り上げるものが社会ではあるものの、、、。
俺は元々単独行動タイプである。
しかし、過去何年かの人生の中でサラリーマンも数年ほどやったことがある。
その中の生活は少しばかり勉強になることもあったが、やはりとても窮屈なものであった。その窮屈な原因がわかった。
群れの中で動いた実体験からわかること
以前も書いたが俺は元々ミュージシャンだ。
独創的なものを商品として売り出して生計を立てていた。それなので人と同じことをやるということは、自分には意味がない事と考える。
以前サラリーマン時代にいくつかのプロジェクトに分けて動くという会議があった。
AかBかCのプランでプロジェクトを進めていこう、というような話だったと思うが、俺はそのありきたりで何の面白みもないプランはやりたくないと思い、独自に考えた、当初の選択肢にないDのプランを提案した。
上司は考えることもなく即刻NO。
理由は
『そんなことは今まで誰もやったことがないからダメ。失敗するリスクがある。』
なのだそうだ。
俺は誰もやっていないからこそ、誰にもできないかもしれないからこそ、自分が、自分たちがやるべきなのでは?と話した。
それに対しては以下の1点張りだ。
『いいか。リスクのあることはやってはいけない。リスクがあって成功する見込みがないから、今まで誰もやっていないんだ。昔からみんなが出来て、みんながやってる方法だけを選んでいくことが最善なんだ。勉強になったかい?』
そんな教育とか指導とかをもらったんだっけな。
結局、あらゆる手を駆使して1人だけDのプランで取り組み成功したのだが。
集団で動くには足並みを揃える必要がある
上記の通り、そんなことばかりに終始したサラリーマン生活ではあったが、経験することでわかったこともあった。
経験は何よりも身に付くことが多い。
結局俺は1人、もしくは気の合う仲間と少数精鋭で動くことが好きなのだが先日読んだ本にも同じことが書いてある。
千田琢哉氏が書いた”死ぬまで仕事に困らないために20代で出逢っておきたい100の言葉”という本だが30代40代、、、何十代で出逢ってもいい言葉が多いと思う。
群れから脱出すると、時間が増える
時間を生み出す方法はいたってシンプルだ。
集団で行動しないだけで、時間はとてつもなく増える。
集団で行動するデメリットは数え切れないほどある。
集団で行動すると、その中で一番遅い人に合わせなければならなくなる。
5人で行動すると、真ん中の3番目の人に合わせるのではなく、全員が5番目の人に合わせなければならない。
こうしてそのグループ全体が、5番目の人と同じレベルになっていくのだ。
時間持ちの人はいつも単独行動である。
意識的に単独行動するようにすると、時間が増えて素敵な出会いも増える。
千田琢哉
死ぬまで仕事に困らないために20代で出逢っておきたい100の言葉
全く持って賛同するが、集団でできるメリットだって多くあるのでここはうまく取り入れていくべきだろう。
多くの人と遊んでもそうじゃないだろうか。
行きたくないところへ行かなくてはいけないし、車を出させられたり、その汚れた車を洗いに行ったり。
人生の悩みは突き詰めると金か人間関係だそうだ。
金は別問題だが、人間関係は自分のかかわり方ひとつで随分と軽くもできる。
1人で飲んでるからできる知り合いがいるわけだし、1人で走っていたからこそ出先で知り合ったクルマ、バイク仲間が出来るのである。
俺は基本単独行動なので人間関係の問題はかなり少ない方だと思う。
金はないが確かに時間はあるぞ。
人付き合いに悩んでいる人は参考にしてみたらどうだろうか。