考え方が一番大切。
以前から繰り返し伝えているように人は考え方が変わり行動が変わって結果が変わる。なんにせよまず考え方が変わる事が一番だ。多くのサラリーマンと多くの経営者と関わっていると双方に決定的な考え方の違いを見ることが出来る。
人生波風立てない事が最善に
サラリーマン時代から気に入らない事は気に入らずハッキリ伝える事があったし行動もした。気の合わない上司からはさぞかし目の上のタンコブだったろうが、それにより自分が退職を含めて不利益を被っても自分で選択した事なので何も問題が無いと考えていた。
自分の意見も意志も全て捨てて、ただ僅かなお金を得るために生きる事は自分の中でたいして優先度の高いことではなかったのだ。
当時のサラリーマン仲間の多くとは今でも繋がっているけれど、大半の人はとても穏やかで波風立てない事を人生でもっとも大切にしている。
・大きな成功はしなくてもいいから大きなミスをしない事
・目立つことは避ける事
・皆と歩調を合わせて歩く事
・理不尽な事でも基本的には文句を言わず受け入れる事
どれも否定される事ではないしこうであったらダメという訳ではない。ケースバイケースだ。
ただしどうやっても受け入れられない事は受け入れず自分の意志を通すことにしてる。
波風立てず生きる事は大切だし自分も不必要に波風を立てる事はしない。
ただし自分の考えの根幹をなす部分であればそこまで相手の言い分を飲む必要は無いと思っている。
その昔、会社員時代に自分は興味深い事を思いついた。
これをすればお客さんのためにも自分のためにもなると。上司の反応は冷たくNOだった。
『新しい事をやるのはいけない。それがいい事であれば他の人がとっくにやっている。それをなぞるのが良い。誰もやってないという事はそれをやっても上手くいかないと判断しているから他の人がやってないんだ。わかるか?』
1mmもわからなかった自分は決行し今の生活に至る。
当時も今でも変わらず
『これをやったら楽しそう!!』
は自分の原動力だ。
長い物には巻かれ今の立ち位置の確保も時には必要。
ただ自分の求める物が手に入らなかったり求める生活と違うのであれば無理に堅持する必要もない。
一部の経営者たちも異口同音に言っている。
『金持ちの出身ではない俺たちが成功しようと思ったら今の立ち位置や持ち物を全て失う覚悟で行動しなくちゃいけない。リスクを背負ったものだけがその先の輝かしい勝利を手に入れる事が出来るんだ。』
人生は遊びの延長
失って初めてわかる。
これは大切な恋人や友人だけではなく、仕事に関しても言える。
そして悪いことばかりではない。
この仕事を辞めたらもうこんないい仕事に出会えない、、、
当時は多少ブラックなところもありつつそう思って働き続けていたが、辞めてみたらなんてつまらない事で悩んでいたのだろうと思う事も多い。
人生など遊びの延長だ。
当然仕事だって楽しくやれば良い。
これを失ったらヤバイ
この職は手放せない
この職業は他に替えが効かない
慣れている事が楽なので今の状況に固執しがちだけど、自分としては簡単な話で
『中古フェラーリ一台も買えないような仕事に命がけでしがみ付いて何がしたいんだ?』
とそれだけだ。
自分にはもっと存分に活躍できる場所があるかもしれない。
頭を柔らかくして人生を楽しんで生きる事を勧める。