バイクのお手本。
自分が教習所に通っている頃は教習のバイクはCB400とCB750だった。
教習所で採用されるほど癖のない乗り味だと言うことなのだろうが、今でも変わらないどころかか最強レベルにまで磨きがかかっている。
1日に何度も乗りたくなる極上の乗車感覚
オーリンズサスってさ、乗り味が硬いイメージがあったのよね。
だってさ、オーリンズやブレンボがついている車ってほとんどみんな硬いじゃない?
この既成概念を木っ端みじんにしてくれたのがこのCB1300SB30th。
前後オーリンズにブレンボブレーキ搭載の上位版なんだが、恐ろしく優しい乗り心地でこの乗り心地ならどれだけでも走り続けられそうだと思っていつも感心している。
勿論ここから更に自分の好みや走りに応じて設定を変える事も出来るが、この標準セットの動きが素晴らしく全く問題ない。
マンホールとか段差とかを乗り換えた時の腰を浮かせたくなる衝撃が来ない。
バネサスの車からエアサスの車に乗り換えたような優しさがある。
午前中に少し動かしてきたけれど、午後も時間で出来たので他のバイクではなくまたCBを動かしてきた。
乗っていて疲れないし楽しい。
CBはまさに出木杉君の乗り味なので、このバイクの事をつまらないと揶揄する人の気持ちもわかる。全く癖無し。初心者が乗ってもその日から上手に走らせられるし、上手い人が乗れば速い。
速い峠のバイクにもなるしのんびりツーリングバイクにもなるんだ。
ただ、何か一つ突出したとがった部分も無いので、そこが不満と捉える人がいるのも事実。
以前から言っている通りこれはポルシェで言えば911に相当する。
素のカレラか上位版である事を鑑みてカレラS。
昔のドゥカティなんて60km/h以下なんて2速に入らないよ。
20km/hで徐行や右左折時は全部半クラ運転だから。その代わり速度が乗ってくるとアドレナリン半端ない。このバイクはどんなに遅くても100km/h以下には落としちゃダメだね。
これ系の要素皆無。
凄く乗りやすいんだ。
先日の雪が残るワインディングを走ってきた時の写真。こういう道は得意。グリップヒーターもあるから寒くない。
燃費は25.2km/l。
しかもレギュラーガソリン。260km/h出るバイクでこの燃費は凄い。
ワインディングを駆け上がってきた。
塗装も美しく磨けばキレイに輝く。
素晴らしい乗り心地なので乗っていて疲れない。
昔はもっと刺激がある方が好きだったが、年齢を重ねた今は疲れないに越したことはない。疲れないからより旅を楽しめる。
せっかく来たからもっと足を伸ばしたいと思っても姿勢がきつかったり、クラッチ握る手が死亡しているとそれができない。
それが魅力。
刻一刻と真夏の恐ろしい暑さが近づいてきているので、それまでに一度でも多く楽しみたいと思っている。