のぶろぐ13。

毎日が夏休みの人生。

新車のBMW最大1000台が砂利と雨ざらしで保管されている件。

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販売台数バトルの影。

 

昨年からBMWのニュースには事欠かない。

コンセプト4のほぼ否定派が占める巨大グリル。ディーラーへの押し付け販売、過剰ノルマ。公取委が入ったり。

そして次はフライデーにより最大1000台とも言われる、大量の新車が砂利の駐車場で雨ざらしで駐車されていることが明らかになった。

BMW、、、。いい車作っても上層部がアホだとどうにもならんぞ。

 

 

 

BMWドイツ本社の強引な押し込み販売

以前、ブログに書いたBMWのディーラーへの押し込み販売では年間販売台数の25%ほどを政策登録分として売り上げ計画に見込まれていた。この政策登録分はディーラーが登録済未使用車として購入する分だ。

 

BMWジャパンも、初めから目標台数全てはお客さんに売り切れないことがわかっているので、それでも目標達成のためにこれだけは販売店が買ってね、という計画であるらしい。当然強制だろう。恐ろしい話だぜ。

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 そしてそんな無理やり押し付けられるBMWの新車が屋内カープールには入りきらず、雨ざらしで砂利の駐車場に駐車してあることが明らかになったのだ。

今回フライデーの記事には以下のような記述があった。

 

「約10年前、BMWドイツ本社から日本法人に課される販売ノルマが急激に増加したんです。ベンツとの販売台数競争が激化したことが原因だと聞いています。

すると、売れもしないのに大量の新車が輸送されてくるようになった。当然ながらモータープールは次々と満車になり、保管場所が足りなくなりました。だから我々下請けの流通会社は仕方なく、この場所のように安くて広い土地を一時的に借りて新車を保管しているのです。

ここに野ざらしにされている新車は多いときで最大収容数の1000台に上ります。売れて出ていく車は日に50台ですが、港から運び込まれてくる車は日に200台超。単純計算で毎日150台ほど増えている。新車が溢(あふ)れれば、また新たな保管場所を見つけなければなりません」

『FRIDAYデジタル』2020年2月14日号より 

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1日200台以上超の新車が運び込まれる

1日50台ほどの新車が出ていくのに対して1日200台以上の車が港から運び込まれるという話なのだ。とんでもない話だな。

 

BMWは最近アホなことばかりやってるからこんなに叩かれているのか、誰かの陰謀で陥れられようとしているのかはわからない。

 

しかし乗ってみればわかるが、とてもいい車を作り続けている。二輪も四輪も。

 

つまらぬ商売をしてBMWブランドを地に落とす前に何とか我々車好きが安心できるBMWに戻ってくれることを願うばかりだ。

 

本文中のトップ写真はフライデーデジタルより