負の感情は強力なエネルギー。
人の心は、、、なんて言っても自分だけかもしれないが、悪い事が1つ起こるとそれまでにいくつもあったいい事がかき消されてしまうほどのパワーがある。
しかし、この負のパワーは恐るべき潜在能力を引き出す要素もあるので使い方次第では生きる。
強力な負のパワーを使いこなす
褒められて嬉しかったという経験はとても大事。
けなして伸びる人なんているはずもなく、全ての人は褒められて伸びるべき。
自分はそう思っている。
だがしかし、何か強力な結果を求める時にそれ以前に起こった負の感情は追い風になる事が多い。
例えば
・いじめにあった
・バカにされた
・極貧だった
こんな経験は本来無垢な幼少期にするような事ではないが、自分を含め多くの人はこんな環境を経験せざるを得ない人もいる。
悔しい、悲しい、辛い、頭にくる、、、
こうした負の感情は大きければ大きいほど自分の力に生かすことが可能だ。
実際知人でもそうだが、特に不満が無く優しく温和な家庭で育った人はそこまで『野心』が無い。
人生に大きな不満を抱くことが無かったので、ここで自分のような底辺出身が
”一緒に死ぬ気で努力して必ずスーパーカーを手に入れよう!”
なんて話したところで
『なんで?』
と、柿の種を食べながら言われて終わりだ。
今までも不満が無いし今も不満が無いので、ここでめちゃくちゃ努力して何かを成そうとする必要が無い。
これがずっと周りにバカにされ、罵られ、仲間外れにされという経験をした身からすると、このまま何も成さずに終わるのはただの負け犬の人生を意味する。
年始の書初めの言葉
年の初めには今年一年の抱負を書初めする行事もあった。
実際書いたわけではないが、自分が書初めをするとすればそれは
”くたばれ!!”
とかそんな言葉になりそうだ。
その位負けん気を持っていたし、こんなクソみたいな人生で終わる訳にいかないと思っていたのでそれが大きな力になったと思う。
満たされた今では不満も無くなって昔ほどイガイガ玉みたいな心ではなくなったが、それにしても負の感情が大きな原動力になっていた事は事実。
今既に幸せな人は充分。それ以上何も求める必要もない。
過去につらい思いをした人ほど大きく跳ね上がれる力を秘めているので、そこで腐らず大きく羽ばたいてもらいたい。