ハーレー新型ロードグライド見て来た。
人生に旅は必要。
長旅に出る時はどの乗り物で出かけるか考えるのも楽しみのひとつ。
ハーレーの新型ロードグライドがお店に展示してあったのでじっくりと見て来た。
実は最近一番気になっているハーレー
ハーレーはなんせクラシカル路線が大人気。
それこそがハーレーのイメージそのものだからに違いないが、本家はそこから脱却したくて色々新しい事に挑戦している。
例えば水冷エンジンを搭載したドラッグマシンのようなストリードロッドを出して
”こんなんハーレーじゃない!!”
と言われ、
電気で動くバイクをハーレーとして出して
”こんなんハーレーじゃない!!”
と言われ、
周りからは
”こんなんハーレーじゃない!!”
と励ましてもらい
”こんなんハーレーじゃない!!”
最後にクラシカル路線の復刻版を出せば
”911以外はポルシェじゃない”
と周りからボロクソに言われる状態。
なんでそこまで言われなきゃならんのか。
ホンダだってヤマハだってアメリカンもスポーツも作ってるのに、なんでハーレーがそれをやったらダメなんだ。そもそも911作ってるのはうちじゃないし、、、。
ハーレーがそう思ったかどうかは知らないが、今回発売された新型のストリートグライドとロードグライド。
これは古き良きデザインのタイプのバイクだが、だいぶアップデートされ今時の顔になった新作。走りも電装系も一新されているようだ。
これが1980年頃からあるデザインを踏襲した一世代前までのロードグライド。
世間的にはダサすぎると大不評だが、意外とこれが玄人好み。
フェラーリで言う所のルッソとかFFに相当する立ち位置かもしれないが、1台目には選ばなくても何台か乗り継いでいると所謂、普通のハーレーを避けて選びたくなってくる。
バイクに興味が無いあるいは興味を持ちたてくらいの人には、昔ながらのオールドスクールなハーレーが断然カッコイイ。
自分もそうだった。
しかし、王道を何台か経験するとこの頼りない顔だけど機能性重視のハーレーが気になって仕方がない。
ガチャピンに似ている。
旧型ロードグライド。
自分には愛嬌のある顔がツボで、かなり気になる一台なんだ。
そんなロードグライドがフルモデルチェンジし新しい顔を手に入れた。
それがこちら。
新型ロードグライド。
2つ目ライトが1つになり横長のボルドールみたいなヘッドライトに。
詳細については既にいろんなところから出ているので気になったところを1つ。
↑この横からの風の流れを変えるウィンドディフレクターの後付け感半端ない。
これはオプションなのかと聞いたら純正だと。
裏から見てみる。
こんな感じでスモークがかったプラスチックパーツが留めてある。
全体的に統一感あるキレイな作りなのに、ここだけ後付け感半端なくて気になって仕方ない。
完成して生産工程も組んだけど、やっぱりここに無いと風がキツイわ、、、って後から気づいたから後付けで取り付けたみたいな見た目のパーツ。
ロードグライドは顔が大きく変わったが頭もより大きくなり防風性能も上がってそう。
走りも良さそうなのでこれはぜひ乗ってみたい。
ただ、今のところ顔は愛嬌がある昔の顔の方が好きだなぁ。