頭の良さと収入。
全員ではないけれど、お金が無い人には頭が悪い人が多い。
頭が悪いにも色々あるけれど、結局のところ稼げない大半の人は考える事を放棄している。
全く話が聞けない人達
今は関わりがないものの、大昔にアルバイトや正社員でどこかに勤めていた時はしょうも無い事で毎日無駄に浪費していた。
大抵自分が勤められるような安価な報酬しか出ないところでは、つまらない人間関係や上下関係、謎のしきたり、愚痴や悪口嫌がらせが横行していてとにかく頭が悪い人が多い印象だった。
時給1000円のアルバイト同士で揉め合って、たくさんの仕事の責任分担で揉めて、それぞれ応援者がいてグループができてとまぁ気持ち悪い事が多かったが、当時からずっと思っていたし言った事がある。
『我々アルバイト同士で揉めていても仕方がない。そもそもこんなにたくさんの仕事をこんな少人数で出来るか!
こっちもきついからそっちも文句言うなとか我々で揉めるのではなく、これだけの重労働を課している雇用主に対してその姿勢を見せていくべきでは?!』
”そんな愚痴言ってる暇あったら黙って手動かせ~”
『それはそうだしそうしてるけど、これじゃ根本的な解決にならないじゃない?』
”自分の仕事を片付けてから物を言え~”
『全部片づけたら疲れて会話もできない、っていつも帰るじゃない?そうやって10年やってきた結果我々貧乏で、社長は今日も愛人にハイブランドのバッグを3つもプレゼント買ってるんだから、ここにもっと不満や疑問を持つべきじゃないか?』
”作業の手を停めるな~。今日は忙しいぞ~。”
”それにしても俺たちってこんなに早朝から深夜まで働いているのに軽自動車の新車も買えないんだから、日本ってほんと終わってるよな~。”
こんなレベルの話は日常茶飯事だった。
労働者同士で喧嘩していても仕方がない。
こんな低賃金重労働を強いている雇用主に対してこそ団結すべきだと思うけれど、普段顔を合わす人にしか牙は向かないようで。
『早朝から深夜まで1週間休みなしで働かされて、責任も押し付けられて月に20万円ボーナス無しでおかしいと思わないんですか??』
”おかしいも何もみんなそうだよ~。普通はさ。”
歳を重ねて同じことをし続けている人は思考停止に陥りがちだ。
まだ若い人の方が話が通じる人がいたけれど、年齢を重ねた人で伝わる人は皆無だった。
それぞれ人によって満足感も違うから、その仕事で満足してれば問題無い事ではあるけれど、当時の自分には周りの労働者仲間が大丈夫かと心配したもの。
周りは自分の事を大丈夫かと心配していたと思うが。
で、経営者の集まりに行って話をしているとこんな話題が出ていた。
『今度〇〇っていう新会社立ち上げるけど給料ってどの位が妥当なんかね?』
”20万位やっとけばいいんじゃない?それ以下だと辞めるかもしれないし、倍払っても倍仕事ができる訳じゃない。辞めないギリギリのライン。”
ほれ見ろ。
当時の俺が言っていた通りじゃないか。
バイト同士で仲間割れしてるのではなく、ここに対して怒りを持って不満を持ってぶつけていくべきでは!
しかし、思考停止している方が楽みたい。
考えるのも行動するのも面倒みたい。
先日、海外へのワーホリが人気という記事を見た。
海外の工場労働で月収50万円だとか。
今まではそうやって日本に大勢の人たちが来ていたけれど、今後は日本人が高い賃金を求めて日本を出ていくのだろうね。
それすらも興味なく今日もスマホゲームして労働して、同僚や上司の愚痴で盛り上がっているのだろうが、状況は結構笑えないところまで来ているように見える。