23モデルストリートグライドスペシャル試乗。
24年になりモデルチェンジが発表されたストリートグライドスペシャル。
先日ハーレー店に遊びに行ったらせっかくなので試乗でも、、、と勧めてもらってモデル末期のストリートグライド114に試乗させてもらった。
想像を絶するコンパクトなライディングポジション
ハーレーに乗った事ない人ならば現車を前にして
『こんな大きいバイク絶対に乗れなそう、、、』
とおじけづかせるには充分な巨体であるストリートグライドを始めとしたハーレーのツーリングモデル。
今回タマタマ遊びに行ったハーレー店のご厚意で試乗させてもらえることになったのだが、この大きなやっこカウルがついたツーリングモデルは過去1度も乗ったことが無い。実際に購入候補にもなっている車両なので、ゴールドウイングなども経験している今どれほどの走りや防風性能か試してみたい気持ちが強い。
そして試乗させてもらったわけだが、まず座って見てめちゃくちゃビックリ!
何と言うコンパクトなライディングポジション!
所有しているハイウェイキングはハンドルが遠くて手を伸ばし切らないと届かない。ステップボードもブレーキも遠い。そしてシートは後ろに座るとハンドルに手が届かないし、地面に足も届かない。
体が『く』の字どころか『つ』の字になるようなモデルだが、これは昔からハーレーにはよくある事。
アメリカ製自動車には日本人が合わせなくてはいけない。
それがこのストリートグライドスペシャルはどうだ。
手は余裕をもってハンドルを持てる。肘が曲がる。
シートは肉厚で腰部分をサポートしてくれるし、前寄りに座るような形状になっているのでハンドルが近く足つきも良い。ステップボード等も近く操作もしやすい。
そしてめちゃくちゃ軽く感じる。
これよりよっぽど軽装に見えるハイウェイキングの方が断然重い。
発進する前に跨って驚きの連続。
これは乗りやすいの間違いないな。
一般道走行
フロントスクリーンは目線よりも下だが、風をほどよく遮ってくれ高速道路で法定速度位までなら何も苦にならなそうな風圧。
そしてこの特徴的なやっこカウルは上半身を風からガードしてくれるので、真冬の寒さとは無縁。
何より自慢のミルウォーキー114エンジンは下から力があり、半クラにしただけでもグングンと速度を上げる。
車体に鈍重さは皆無で、750のネイキッドは言い過ぎかもしれないけれどほとんどそれと差が無いほど軽快に走る。
走る、止まる、曲がるが全て軽々。
同じエンジンで見た目や装備もそう変わらないのに同じ114エンジンを搭載するハイウェイキングとどうしてこうも違うのか謎。
ハイウェイキングはネイキッドから乗り換えたら乗りづらくて倒れると思う。
めちゃくちゃ重さ感じるし。400kgあるな、、、て感じする。
こっちは実際は380kg位だと思うけれど260~280kgの重さに感じる。
よくわからないと思うが大人2人が降りた分くらい軽量になると言えば、相当軽く警戒になる事が伝わると思う。
加速減速も思いのまま。
まぁ強いて言えばかなりの加速力に対してブレーキの効きが弱く少々不安。だが、この車両重量を考えればまぁまぁ。
一時停止から右左折も余裕。軽々。
フォークマウントのやっこカウルはハンドリングが重たいなんて聞いたけど全くそんな事ない。違和感なし。
ただの興味で乗ってみたけれど走行性能の高さに驚いた。
同じエンジンでも走りが違い過ぎる。
86とBRZの違いどころではない。
86と911カレラS位違う。
ストリートグライドスペシャル乗っている間、加減速も意のままだし重さを感じないし向きも簡単に変わる。これなら峠行っても平気だなと思った。
このバイクでならロングツーリングも行きたいと思える。
ハイウェイキングは美しい。
後は本当にキレイなんだ。すごく、、、。
他にはデザインがいいね。見た目も。それ以外はちょっと、、、。
ブラックアウトされたエンジン。
昔からずっとクロームメッキが好きだったが、ずっと見続けてきたら黒いのも見慣れてどっちでも良くなってきた。これはこれで良い。
今回乗ったストリートグライドの謎カラー。
今年モデルはモデルチェンジして見た目も大きく変わる。
当然性能も良くなると思うが、23年モデルの出来も大変すばらしい。
これは色が変なだけだ。
久しぶりにこれは欲しい!!と思えるバイクに出会った。
見た目で、だけではなく走りが良かった。期待していなかっただけに余計に感動。
自宅に戻り妻に興奮気味にストリートグライドスペシャルの素晴らしい走行性能について話した。長距離巡行性能も高いし最高だと説明していたんだ。
すると何らかの洋服のサイトを見ながら
『長距離はゴールドウイングでしか行かないから無くても大丈夫!』
と言われて終わってしまった。
、、、。